久しぶりに同期隊員のブログを読みました。彼女とは駒ケ根訓練所でも生活班が一緒。彼女はブルキナファソというアフリカにある国に派遣となりました。
「どうやらブルキナ隊が政情不安で全員日本に退避したらしい」と聞いたのはもう数カ月も前のこと。その後、どうなったのか気にはなっていたのですが、尋ねることもできず、ここまで来てしまったのですが・・・。
ブログでは、「5か月日本で待機し、近々任国振り替えで別の国に再派遣」と書いてありました。訓練語学も違うために再度駒ケ根訓練所で訓練生活を送ったことも書いてありました。
5か月もの間、先も見えないまま日本で待機となったこと。そして、任国振り替えになったこと。彼女の気持ちを考えた時、胸のつぶれる思いがしました。「どうして?!」という、言いようのない思い、きっとたくさんあったに違いありません。
私自身も、ここまで順風満帆に来たわけではありませんでした。ただ、今振り返って思うのは、「自分の協力隊参加がうまくいかなかったとき―たとえば、任期短縮の推奨をJICAから言われた時に『どうして自分だけが?!』という思いにとらわれていなかったか?」ということです。
ひとりひとりにいろいろなことがあって当然の、協力隊活動。それを、たぶん私は分かっていなかったのだと思っています。
彼女は来月から新天地で活動を再開します。そして私はあと半年ちょっとで本帰国。一日一日を大切にして任地で活動していきたいものです。そして、「いろいろなこと」については、「スムーズに行かないところが私らしい」と最近思えるようになってきました。
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