2011年1月31日月曜日

月間写真賞(2011年1月分)(本日148日目)

 考えてみたら、同期隊員3人で撮った写真って、これがはじめてかも。中央の男子隊員、アイライ小学校で活動中のKさんは「ブログに載せるんだったら、僕の顔のところに合成とかの画像処理して」と言っていたのですが、だいふくくららにそんな技術はありません。なので、そのまま載せます♪
 右端の女性隊員はおなじみ、アルモノグイ小学校で活動中のMさん。先日のお泊まり会ではお世話になりました。
 お二人にはだいふくくららよりキムチ一缶が贈られます。隊員連絡室のレターボックスの中に入れておきますので、算数部会のときなどに取りに来てください。以上、業務連絡でした♪

追伸:最初、3人で撮った写真を載せていたのですが、とある隊員が心変わりしたのか、「ブログには写真載せないで」とのこと。残念ですが、削除しました。

アルモノグイ プチ旅行記その2(本日147日目)

 日曜日。アルモノグイ2日目です。
 3人で海辺のバイ(集会所)で早朝ヨガ。そのあとは、Mさんのホストマザーが作ってくれたパラオ風パンケーキをご馳走になりました。ちょっと薄く、そしてもちもちとした触感、ピーナツクリームとメイプルシロップをたっぷりかけるのがパラオ流。

 食べ終わってからは、みんなで教会の日曜礼拝に出かけました。もともと日本でも教会に通っていた時期が長いので、私にとっては、パラオ語は分からなくても「懐かしい」雰囲気は十分に感じ取ることができました。
いろいろ思うところがあって、ここしばらくは教会に行っていなかったのですが…またもう一度、信じてみようかな、とここパラオで思う自分がいます。
 その教会は福音派の教会で、「マタイによる福音書第6章33節(Matt6:33)」を教会の軸としているようでした。パラオへの派遣前に日英対訳付きの聖書を処分してしまったことが悔やまれます・・・。
 教会でのランチ(愛餐会)もタピオカ、パスタ、焼き魚、パンプキンスープ、きゅうりのサラダと盛り沢山。私たちの作ったお好み焼きは大成功!だったのですが、チーズケーキは暑さで溶けてしまい、「今後の課題だね~」と話し合った3人でした。

 お昼のあとは、海辺でだらだらとchatting.新隊員のF君やSV(シニア海外ボランティア)のTさんご夫妻も加わり、楽しいひと時でした。
 帰りはガスパン州のモデクゲイ高校経由でコロール着。「ドラゴン亭」で晩御飯を食べて日曜日は終了となりました。

 帰ってきちゃったよ~コロールに~(やや涙)

 

アルモノグイ プチ旅行記その1(本日146日目)

 土曜日のことです。補習校での授業が終わってから、環境教育隊員のMさんと一緒にアルモノグイ州にある、私の同期、Mさん(ややこしいですね)の家に遊びに行きました。以前から1泊してみたいと思っていたので、環境教育隊員のMさんからお誘いいただいた時には本当に嬉しかったです。
 アルモノグイ州はパラオ本島中央西部にある州で、透明な海とうっそうと茂るジャングルに囲まれた、「パラオの田舎」という表現がぴったりくる場所です。
 アルモノグイについてからは、まずは昼寝をして、そしてカヌーをしに海へと行きました。

人生初カヌー!!すごく癒される乗り物で、漕いでいても眠気が襲ってきます。もともとアルモノグイ州に着いた途端、とても眠く、「?!」と思っていたのですが、それだけ癒し効果が高いのかもしれませんね。

 夜は3人でお好み焼き、そして教会に持っていくためのチーズケーキ作り。お好み焼きもパラオに来てからは初めてです。タピオカリーフ入りなのがパラオ風。

 とても充実した一日で、その日の夜は熟睡でした・・・・。コロールでは寝付けないことも多いのですが。コロールに戻りたくない~とちらり思うだいふくくららでした。

2011年1月28日金曜日

学習指導要領 (本日145日目)

 今日はちょっと専門的な話になるのですが。

「学習指導要領」というものが日本の教育にはあります。各教科に分かれていて、目標や、どんなことをどの学年で指導するのかを網羅している、いわばガイドライン。教職をとる大学生は、学生のころからこれを買って授業に臨みます。もちろん、文部科学省発行です。
 で、日本の教科書。これは、学習指導要領にのっとって作成されています。算数の場合、自分が今思い出せるだけでも6社の教科書会社があるのですが、単元の並びは違っても、内容や難易度は同じです。
 パラオの場合。学習指導要領はどうなっているのか?あるにはあるのですが、その立ち位置が違います。来年度のスクールイヤーからシンガポール版の教科書を導入するのですが、なんと、シンガポール版の教科書に合わせて作るのだそうです。日本と順序が逆。

 今日は純粋に教員という立場で驚きました・・・・。

2011年1月27日木曜日

「プロフェッショナル~仕事の流儀」(本日144日目)


 昨夜、「プロフェッショナル~仕事の流儀」をこちらパラオでも観ることができました。

取り上げられていた職業は、院内学級教師。

 院内学級・・・・・それは、だいふくくららがあこがれ続けていた場所で、実際に29歳の時から6年間、都内の小児病院の中にある学校で小学部教諭として仕事をしてきました。


 写真は、だいふくくららがどこに引っ越すにしても、必ずそばに置いておく、大切なものです。数年前、当時担任をしていた子から、「先生あげる」ともらったものです。治療の苦しさに泣き、些細なことで大笑いし、とにかく全力で「今」という時間を生きていた子、でした。私は教員と言う職業なので、教えることが本業ですが、今、振り返って見ると、逆に子どもたちから教えられることがはるかに多かったかもしれません。

 

 私が担任を離れた次の年、その子は他界しました。いないのだけれど、でも、今も近くにいる。私自身が日々の生活の中でしんどく思うとき、問いかけることもしょっちゅうです。


 「ねえ、君ならどうする?」と。

スランゲルズ (本日143日目)


 来年度スクールイヤー(2011年8月)から導入されるシンガポール版算数教科書。本来なら今、必死で、導入に向けての準備をしないといけないと思うのだけれど、そこはやはりパラオと日本の考え方の違いか、それに向けての準備はほぼ皆無、といった状態。

 先回りして教科書を読みこみたいのだけれど、カウンターパートのハドリーンに尋ねても「教科書がどっかいってしまってすぐには出てこない」との返事。

 これでは活動にならない・・・・しかも、4人の算数スペシャリストで教科書が1セット、なんて仕事にならないのが目に見えてる・・・。

 というわけで、現地活動費、という予算でなんとか教科書を買えないか、とJICA事務所に交渉し、購入先としてスランゲルズというスーパーに足を運んでみました。

 普段買い物に来ているスランゲルズも、4階のメインオフィスに入るのは初めて。とても広くて、きれいな場所でした。

 写真はメインオフィスのフロントで。上にかかっているクジラのような形をしたものはストーリーボードと言って、パラオの名産品でもあります。

2011年1月25日火曜日

統計 (本日142日目)

 日曜日の朝、「ブログに『統計』っていうのがあり、見ると面白いよ」と教えてくれたのは、おなじみ、同期隊員のMさん。
 今日、早速見てみました。

 これが面白いのなんのって!!
日々のページビューやどこの国からアクセスしているかが一発でわかるもの。

 ちなみに

 ここ最近で一番アクセスが多かった日はやはり「任期短縮」の話題を載せた日でした。

 みなさん ご心配をおかけしております・・・・・。

2011年1月24日月曜日

私費一時帰国(の準備)(本日141日目)

 先週、「任期短縮帰国を勧める」とコメントをJICA事務所からもらっただいふくくらら。でも、きちんとした理由があって、あえて同意をしませんでした。
 で、お願いしていた私費による一時帰国。許可が出て、さっそく私のカウンターパートに事情を話したり、旅行会社に行ってフライトをおさえたり、と午前中は帰国準備にかかりきりでした。

 カウンターパートの許可OK!フライトもデルタエアラインで見事ゲット!病院予約もネットで済ませた!!

 それなのに

 夕方になってJICA事務所の調整員の方から「健康管理センターが指定する日に帰国(受診)してほしい」とのことでした。

 あらら。まあ、先方からの連絡を待ちたいと思います。

2011年1月23日日曜日

【日本にいるみなさんへ】だいふくくららよりご連絡

 日本にいるみなさま

 明日、NHKの番組でだいふくくららの知り合いがテレビで放映されます。私は、もともと院内学級の教師志望で教員へと転職し、実際に6年間東京都内の小児病院の中にある学校で仕事をしていたのですが、その縁なのか、こちらの先生と知り合うことができました。

 「プロフェッショナル~仕事の流儀
    涙も笑いも力になる・院内学級教師・副島賢和の挑戦」
NHK総合 あす夜10時より

ちなみに副島先生、以前放送されていたドラマ「赤鼻のセンセイ」のモデルになった先生です。

パラオでは26日にNHKワールドプレミアムで放送予定です☆

追伸:私も協力隊の任期が終わったらまた病弱教育の世界に戻りたいです~

No Plan (本日140日目)

 何も予定のない日曜日。大好きです。

 同期隊員のMさんが家に泊まりに来ていたので、朝ご飯は二人で家で食べました。昼過ぎまでそれぞれ本を読んだりしてゆっくり過ごし、午後は自宅から歩いて行ける隠れ家的リゾートホテル、パラオプランテーションリゾートで昼食をとりました。

 お互いの協力隊としての活動の話や、それ以外の話、他愛もない話を気兼ねなくできる友がいるというのは本当に嬉しく、感謝なことです。

 また明日からお互いの活動が始まります。いいエネルギーチャージのひと時でした。

2011年1月22日土曜日

Afternoontea (本日139日目)


補習校の授業が終わった後。アフタヌーンティー@PRR.

「任期短縮」の話 (本日138日目)

 昨日、金曜日の話です。
木曜日に「任期短縮(こちらでは略して「任短」と呼んでいます)」の話が出てから、とにかく涙が出て仕方ないです。ボランティア調整員さんの前で涙を見せ、活動に戻れば自分のブースでぽろぽろ泣き、そして眠る前にも涙。

 覚悟していたとは言え、自分が如何に悔しい思いをしているのかがよくわかりました。

しかし
 この婦人科系の疾患は、時に前回あったように治療しなくてもきれいに治ってしまうこともあり、もし、日本で検査を受けた時に「異常所見なし」と結果が出た場合、教員として復職するにしても、
「なぜ異常がないのに任短したのか」を説明できないとややこしいことになってしまう。

なので、私からは「私費一時帰国をしてそこで精密検査をし、診断書をみて任短に同意するかしないかを決めたい」と申し出をしました。

 この申し出は事務所より承認。月曜日には申請手続きに入ります。
 少し、気持ちの上では元気になることができました。

 夜は、近所の火鍋屋さんに行ってみんなで夕ご飯。その中に日本から来た隊員の友人がいたのですが、その人がこんなことを言っていました。

 「嫌なことでも見方を変えれば幸せなことに変わる。起きていることは全てベストなんだよ」

私もそう思います。とてもいい「気」の流れを感じられた夕ご飯でした。

2011年1月20日木曜日

だいふくくららの「これから」(本日137日目)

 今日も午前中はずっとJICA事務所にいました。所長とボランティア調整員さんに呼び出されたためです。
 このブログにもいろいろ書いていますが、ここのところ、病院にかかったり、検査を受けたり、そして健康管理員に相談したりと活動以外のところで忙しい日々でした。
 で、だいふくくららの今後の活動についてですが、事務所からは任期短縮帰国を勧められました。もちろんJICAパラオ事務所が独自に決めたわけではなく、健康管理センターや東京の本部が協議した結果だとのことでした。
 でも
自分としては今後も残って活動したいという気持ちが強く、また、健康面でも一度日本の医者にかかってから任期を短縮するのかどうかを判断したいので、今回の話については同意しませんでした。

 健康第一なのは十分承知しているし、まただいふくくららの本業(教員です)と、このボランティアは同質に語られるものでもないことも承知しています。
 でも、いい加減な気持ちで参加しているわけじゃない。

 こんな中にあってラッキーだと思えるのは、なんと普通に活動に行っていること。そして、普段は痛みも何もないこと。

 なのでどこまで深刻に捉えるべきなのかが自分でもよくわかっていないのですが・・・・
時間が解決してくれることもあると信じ、そして帰国するなら自分が納得して帰国したいと思います。

アイランドフォーマル(本日136日目)




 昨夜の話になりますが。


日本大使館主催の新年会に行ってきました。場所はマダライ地区にある大使公邸。やっぱり立派。


で、


写真ですが、これがパラオならではのフォーマルです。「アイランドフォーマル」と呼ばれます。女性は華やかなワンピース、男性はアロハっぽいシャツ。


 ちなみに私のきているワンピースの柄は「鴨」の柄です。

2011年1月18日火曜日

Quarter Assessment Test checking と うなぎ(本日135日目)

 今日は落ち着いてMOEにいます。今、メインの業務はThe Third Quarter(第3学期)末に行われるAssessment test のチェックです。私のカウンターパートナー、ハドリーンが実際に8学年分(パラオの小学校は8年制なのです。中学校はありません)の算数のテストを作り、その設問や解答のチェックを私や同僚の算数スペシャリストのメラニーがチェックしています。

 しかし

当然のことながら、だいふくくららの第一言語は日本語。でもテストは英語表記。なので、自分にとっては一問チェックするにも「わからない単語があれば辞書で調べる。しかも電子辞書ではなく普通の辞書」「調べた単語は自分の単語帳に書き写す」「設問の計算は電卓を使わず、手計算」なので、非常に時間がかかります。

そんな中、いつものように辞書を使ってわからない単語を調べていたら、そのページの下の方にこの単語の意味が書かれてありました。

「うなぎ」

もうすこし詳しく見てみましょう。

eel n.1.うなぎ;(比喩)すべっこくて捕えられないもの。

(研究社 新英和中辞典 第三版(1971年発行) より)

この「すべっこくて」って、標準語?!何なの、これ。・・・・・
チェックを忘れ、しばし自分のデスクで固まっただいふくくららでした。

あと

「だいふくくららは何でこんな古い辞書を使っているの?」という疑問もあろうかと思いますが…
実はこの辞書、母の「お下がり」なのです。40年物です。

2011年1月17日月曜日

だいふくくららの「きょうの健康」その4(本日134日目)

 今日も「きょうの健康」シリーズ。今日のテーマは、「話すこと」。

 今日は一日の多くをJICA事務所で過ごしました。午前中は隊員連絡室で「傷病報告書」「JICA共済会保険請求書」の書類作成。普段書きなれない書類なので結構時間がかかるのですが、大事な書類です。そして、JICA事務所のボランティア調整員に提出。今の体調のこと、今後のこと、いろいろな話をしました。

 そして午後。ミクロネシアに駐在している健康管理員の方と電話での面談がありました。今の様子、これからどうしたいか、そして不安なことはないか、など、丁寧に聞いてくださいました。
 この「話す」ということですが、これが、結構ホッとできるもので、なんか元気になりました。「受け止めてくれる人がいる」という安心感、なのでしょうか?

 そういえば。
だいふくくららは教員になってからの最初の6年間は小児病院の中で教員をしていました。一応、独立した学校でしたので「院内学級」ではなく、「院内学校」の教員です。毎日のように面会に来ている保護者の方と話したのですが、「今日はお話できてよかったです」と言われることが多かったです。
特に私が「聞き上手」というわけではないのですが・・・・今、振り返って見ると、これも「受け止めてくれる人がいる」という安心感、だったのかな?

ボランティア調整員のTさん、そして健康管理員のSさん、ありがとうございました♪

2011年1月16日日曜日

だいふくくららの「きょうの健康」その3 (本日133日目)

 先週に引き続き、今日も「クール・エ・コール」さんに行ってきました。今日は、同期隊員でもあり親友でもあるアルモノグイ小学校配属のMさんと一緒です。Mさんは先日の私のブログを読んでいてくれており、「今度は一緒に行かない?」と電話をかけてきてくれたのでした。
 今回は思い切って、クール・エ・コール一押しの「パラオ・トラディショナル」というコースをお願いしてみました。
・ボディマッサージ 60分
・ベイビーテント  30分
・ミルキーウェイで採れるホワイトクレイを使ったフェイシャル 90分
トータル180分のコースでした。マッサージで熟睡し、ベイビーテントで代謝を上げ、フェイシャルで癒された180分でした。
でもプライスは100ドル(日本円だと約8300円)。正直、とてもお得なコースだと思います。(でもローカルプライスです。旅行者の方は200ドル、だったかな?)

 すっかり疲れがとれました。「たまにはいいよねえ」と喜んだ二人でした。
 2週にわたり、エステのことを書いているので「優雅ねえ」と思われているかもしれませんが・・・・

実は前の晩、夜中にトイレに行ったところ、タイルの隙間からアリの大群(しかも卵つき)が一挙に押し寄せてきており、それはそれは修羅場でした。いや、夜中だったので「悪夢」だったかもしれません。あるいはオカルトの世界か?
何かのスプレーをかけて退治し、水をかけて流せるものは流し、タイルが乾くのを待って、朝起きてから
掃き掃除をしました。

それなりに現実と戦うだいふくくららなのでした。(戦うって、何と??)

ウクレレーズ(本日132日目)

 昨日、土曜日の話です。
 補習校での授業の後、、夕方から22年度3次隊の歓迎会がありました。
歓迎会や送迎会の時には三線やウクレレ、ギターで余興をやるのですが、私もなんとこちらでウクレレをやっています。
 しかし
まるで練習をしないだいふくくらら。しかもつい最近、やっとチューナーが自分で使えるようになったという、初心者以下の状態です。
当然のことながら演奏できるコードは、自慢じゃないけどFとCとGくらいです・・・。
それなのに、みんなと一緒に前に出て演奏してしまいました。

 「図々しさ」だけは上達しているようです。

検査 (本日131日目)


 金曜日の話です。

 先日、パラオ国内の唯一の国立病院、ベラウ国立病院で婦人科の検査をしてもらおうと行ったところ、「ヤノクリニックに行ってね」と言われただいふくくらら。

 で、夕方より、前回診察していただいた医師と同じ方に診察してもらえることが分かり、行ってきました。

 で、結果ですが・・・・

 よくない。悪化していました(号泣)

 不摂生はしていないのに・・・・気をつけようがないです。

 医師が言うには、「有効な薬があるのだけれど、パラオでは手に入らない。なので一度日本に戻って薬をもらってきてからまたパラオに戻るといい」とのことでした。


 その「有効な薬」ですが、日本で認可しているとも限らないし、一体どうしたらいいのか?

どちらにしても帰国の指示をだすのはJICA顧問医。


 病院の帰りにJICA事務所に寄って、医師から言われたことをボランティア調整員に伝えました。

そして自分の気持ちも。

 「まだこちらに残って活動を続けていきたい」ということを伝えました。

「だいふくくららさんの気持ちはよくわかる」とボランティア調整員。←この一言に私は救われました。ありがとう、Tさん。


 いずれにしても、なるようにしかならない、という状況。あまり悲観せず、この状況に対して良いとか悪いとかというジャッジを下さず、一日一日を丁寧に過ごしていきたいと思います。


写真はヤノクリニックの全景です。でもこの病院、正式名称はBelau Medical Clinicです。

2011年1月13日木曜日

! (本日130日目)

 昨夜の話になりますが。
 JICAパラオ事務所でボランティア調整員の方としばし話をしていました。その話の中で、

「で、だいふくくららさんは日記だかブログだかやっているんでしょ、僕もたまに見るけど」
ひぇ~!!!
「僕もたまに見るけど」って、なんかビックリなんですけど!!!

嬉しいやら、恥ずかしいやら、そして「変なこと書いてないよな」と不安がよぎるやら・・・
もちろん誰に見られてもよいブログなのですが、こうして直に「ブログ見てるよ」と言われることはめったにないので驚きました。
 
 JICAパラオ事務所のボランティア調整員さん、よろしかったらコメント書いてくださるとだいふくくららは嬉しいです♪

 今日は、活動計画書を二人のチーフに提出。ホリデーから戻ってきました。特に何も言われず。むしろ、いろいろ意見を言ってくれた方が私としてはありがたいのですが・・・・
 

2011年1月12日水曜日

もがく (本日129日目)

 ブログに自分の体調不良を書いたところ、何人かの友人から「大丈夫?!」とのメッセージをいただきました。ご心配をおかけしています。が、痛みさえなければ全く平気なのでご安心ください。毎日、自分の配属先であるMOE(教育省)にも出勤しています。
さて
久しぶりにMOEでの話題です。12月は【職種:ダンサー(パラワンダンス)】と化していただいふくくららですが、年が明け、ようやく【職種:小学校教諭】に戻ることができました。といっても、私の場合は現場で教えることができないので、こちらでは「算数スペシャリスト」と呼ばれています。

先日、JICA事務所にも自分の活動計画書を提出することができました。これが、なかなか書きあがらずに苦労したのですが、今日は、さらにそれをかみ砕いたプランを練っていました。そして、毎日、「どんなことができたのか」を記録するようにしました。

何しろ漠とした活動です。自分なりに何らかの進歩がほしい。でも、どうしていいのか分からない。
他のスタッフに尋ねたいのですが、今は、私のカウンターパートはテスト作成に追われ、話しかけられないほどです。

すごく「もがいている」感覚のある今日この頃。他の算数スペシャリストと話すと、「テスト作成が終わったら会議持たなきゃね」とのこと。
今は、ひたすら待って、そして「もがく」ことが必要な時期なのかもしれません。これも協力隊活動の醍醐味の一つ?!

2011年1月11日火曜日

だいふくくららの「きょうの更年期障害」(本日128日目)

 昨日、ベラウ国立病院に行くにあたって、訓練所でもらった「婦人科講座」の資料を再度読んだところ、「更年期障害」の項にこんな一文がありました。

【主な症状(抜粋)】
「アリが皮膚の上を這うような不快な症状」

だいふくらら、ここパラオにきてから頻繁にこのような状態はあったのですが、それは、普段から自室内であってもアリやらクモやらが多い環境なので、寝ている間に実際に虫が皮膚の上を這っていたと思っていました・・・・。

だってそんなの気にしていたらここでは暮らしていけないし。
しかし
どうもそれは虫のせいではなく、「更年期障害」のはしり、だったのかもしれません。

でも、一部の人からは、
「だいふくくららの年齢で更年期障害になるなんて早すぎ!!ありえない!!!」とも言われ・・・一体どれが本当なのかは謎です。
こんな日々ですが、いろいろありつつも元気に暮らしておりますのでご安心くださいね。

2011年1月10日月曜日

だいふくくららの「きょうの健康」その2(本日127日目)


 昨日のブログで「激痛におののき」ということを書きましたが、本当にここしばらくのだいふくくららはこの「突如やってくる激痛」に身も心も振り回されっぱなしでした・・・。

 ミクロネシアに駐在している健康管理員さんにもメールで相談し、「受診したほうがいいかも」ということで、今日は午後休暇を取り、ベラウ国立病院へ行きました。超音波検査を受けるためです。すでに事前に予約。婦人科系の医療用語も頭に入れ、いざ、出発!

 でも小心者のだいふくくららは、とってもあがり症なので朝食も昼食も取れませんでした・・・・。


さて、医師に呼ばれて診察室に入ったのですが・・・・


医師「ここの病院では超音波検査はできないから」

私「?」

医師「ヤノクリニックに行ってね。あと、今、あなたが飲んでいる薬もここでは取り扱っていないのでヤノクリニックに行ってね。でも、話を聞くと、問題ないとは思うけど。」

私「だってすごく痛いんですよ!信じられない!!」

医師「大丈夫」


拍子抜けした気持ちを抱えつつ、この病院で活動する隊員に話を聞いてもらい(愚痴り)、病院を後にしただいふくくららでした。


でも、シビアなことを言われるよりはいいのかな?


写真は本文とは関係ありませんが、今日食べたおやつです。グアバ。左上の茶色いものはピーナツクリームだと思って食べたことろ、トウガラシ入り味噌でした。グアバはジュースの方が美味しいです。

2011年1月9日日曜日

だいふくくららの「きょうの健康」 (本日126日目)

ここのところ、突如やってくる激痛におののき、正直、協力隊活動に自信をなくしてしまっているだいふくくらら。異国で暮らすしんどさは時に感じることがあっても、承知の上での派遣なので、それが不満やストレスになるとは、思っていないのだけれど・・・・。
 さて
今日は、健康管理の一環として、ここ「クール・エ・コール」を訪ねてみました。「クール・エ・コール」さんは、日本でエステサロンを展開しており、ここはそのパラオブランチになります。スタッフは全員日本人女性なので、いろいろ質問することもでき、安心です。
 では、何故「健康管理→エステ」なのか?
「クール・エ・コール」さんには、エステメニューの中に「ベイビーテント」というメニューがあります。これは、パラオブランチオリジナルで、「ベイビーシャワー」というパラオの出産後の儀式からヒントを得て開発されたもの。パラオに自生する植物(パラワンレモン、ノニ、ターメリック等)の葉などを煮出して、その蒸気を椅子の下から出して全身を温めるというものです。韓国の「よもぎ蒸し」ってありますよね。あれのパラオバージョンだと思うとイメージしやすいと思います。
 だいふくくららは今、婦人科系の問題を抱えているので、直感で「これだ!」と思い、ここへ行きました。結果、今、とても身体が楽です。
 さて、エステと言うと「高い」というイメージがあるかもしれませんが、ローカルプライスでしかも午前中に行ったので、料金は半額。ボディマッサージ60分+ベイビーテント30分で55ドルでした。
(旅行者でのプライスはこの通りではないかも。ごめんなさい
 パラオにお越しの際にはぜひトライしてみてください。身体にいいですよ♪

2011年1月8日土曜日

お正月 (本日125日目)

 今日は年明け最初のパラオ日本語補習学校の授業でした。だいふくくららはここでボランティア教員をしていますが、ここのところ、自分の体調不良もあったり、当初のだいふくくららに対する活動要望と実際の状況が大きく変わっていることもあり、補習校で教員を続けることに対してとてもネガティブだったのですが・・・
 でも
 今日は楽しかった♪

みんなで書き初め。そして坊主めくり。そして、そして・・・
みんなでお雑煮!おせち!!デジカメを家に忘れてきたのが悔やまれる!!!

今日は思いっきり「日本」を満喫しました。
正直な話、時に日本が恋しくなります。海外にいるからこそ、自分が「日本人」であることを痛感させられる日々。でも、「日本を嫌いじゃない自分」が結構好きだったりもします。
パラオも好き。日本も好き。案外いい人生かもしれません。

2011年1月7日金曜日

Ex-JICA Volumteer(本日124日目)

 KTCでお会いした元隊員の方がMOEに来てくださいました!!実は昨夜、体調が良くないということもあったのですが、思いっきり一人で落ち込んでいたので、思わぬ来訪に本当に心躍りました。

いろいろ語ること約1時間。やはり、同じ苦労と喜びを共有している分、話していて気持ちがなごみました。

 ここでも仲間のありがたさを再認識。本当にみんな、ありがとうございます!!

2011年1月6日木曜日

食べ物をめぐる会話(本日123日目)

 今日のお昼、ご飯を食べながらパラオ語スペシャリストのセリナと、私のカウンターパート、算数スペシャリストのハドリーンと、そして私の3人での会話。なぜか話題は日本食の話へ。
(基本英語で話していますが、太字の言葉は日本語、もしくはパラオ語になった日本語です)

セ「ほら、何だっけ、名前忘れた。お湯でお肉やヤサイをゆでて、ソースで食べる日本食」
だ「・・・・・しゃぶしゃぶ?」
セ「そう、それ!でもあのソースがパラオでは買えないのよねえ。卵ソースをつけて食べる日本食は何だっけ?」
だ「・・・・すきやき?」
セ「そう、それ!しゃぶしゃぶもすきやきも大好きなのよ。美味しいよねえ」
だ「生卵をソースにして食べるんだよね、すきやきは」
ハ「私はスシが好き。特にうに。で、だいふくくらら、あなた素敵なフロシキ持っているわねえ」
実は、ハドリーンが言った「フロシキ」とはお弁当を包んでいたナフキンのこと。こうして会話を再現してみると、我々はもはや何語でしゃべっていたのか?という感じです。

ちなみに

パラオ語単語の25パーセントは日本語から来ているのだそうです。不思議。

それでも痛みはやってくる(本日122日目)

 昨日はネット環境が不安定なうえに、午後には全ての電気がシャットダウンしてしまいました。すぐに復旧したのですが・・・こういうインフラが不安定なところがやはり開発途上国だなあ、なんて感じてしまいます。
 で、昨日。気持ちよく早起きできたので、ヨガの朝練をしてからシャワーを浴び、出勤しようとしたことろ、なんとまたあの訓練中に起きた激痛と同じものが襲ってきました!
 どうにかこうにかキッチンまで行き、パンを無理やりひとかじりしてから痛み止めを服用。そして、またお腹を抱えながらベッドで直行、しばらく横になりました。
 30分くらいで楽になったのでベッドから起き上がったらなんと、シーツは汗で人の形がついていました。せっかくシャワー浴びたのに~また着替え。しかも、痛みのため、全身が固まるのか、こんどはゆるい筋肉痛・・・・。

 正直、これからの活動が不安になっているところです。安心して活動できるのならば、一時帰国もやむを得ないかなあ、と弱気になるだいふくくらら。ただ、無理だけはせず、なるようにしかならないので抗わないで行きたいと思います。

 表題はずいぶん前のゴスペラーズの曲「それでも恋はやってくる」のパロディです♪

2011年1月4日火曜日

活動計画表(本日121日目)

 昨夜。なんだか寝付けず、眠りにつけたのは明け方4時を過ぎてから。当然のことながら、出勤時はそれはそれは眠くて徒歩中に寝てしまうのではないかと思うほどでした。

それはさておき。

 本来なら、すでにJICAに提出しなくてはならない活動計画表。なのに、まだカウンターパートとも話し合えていない(汗)先月はダンスダンスでそれどころではなかったからなあ~
 で、今日は、所長さんとボランティアコーディネータとの計画表に関する三者面談。あーでもない、こーでもない、と約1時間の議論。
 明日、また書きなおして再検討です。すでに眠い・・・・早めに寝ます。

2011年1月3日月曜日

仕事始め (本日120日目)

 今日、パラオ教育省は新年の仕事始めとなりました。とは言え、こちらの公立小学校はNew Year's Break(年始休暇)となっており、それに合わせてMOEの職員も休暇を取っている人もいます。なので、とても静かな年初めの仕事です。また、今日は派遣されてから丸4カ月!!良く頑張りました!でもちょっと息切れしてきたか??自分のなかで引っ張り続けてきた糸のようなものがぷつんと音を立てて切れたような感じはあるのです・・・。

 私も年末から昨日までPublic Holiday(祝日)と合わせてChristmas Leave(クリスマス休暇)を取っており、出勤したのは実に10日ぶり。久々に「職場に行きたくないなあ」という気持ちを味わいました。
日本での仕事でも、教員になってからは「仕事に行きたくない」という気持ちは、月曜日の朝でもまずなかっただいふくくらら。仕事は部活みたいなもの、と普段から思っていて、仕事をしている時が楽しいくらいなので、この「職場に行きたくないなあ」という気持ちになぜなってしまったのか、ちょっと考えてみました。

 思い当たるところは以下の通りです。
・新年度(パラオの新年度は2011年8月スタート)から算数はシンガポール版教科書を採択。それに伴う課題が山積。
・輸入した教科書から年間指導計画などを立てた経験が日本ではない(というか、どの教員もそんな経験は無いと思う)
・どこからとっかかっていけばいいのかよくわかっていない
加えて、
・パラオ日本語補習校もそろそろ新学期が始まるなあ~こちらの準備もしなければ・・・でも今後こちらのボランティアをしていく余力ってあるのか?!

こんな感じです。
ただ、いつまでもネガティブになっていても何の解決にもなりません。まずは、誠実に動く。アクティブに動く。わからないことがあればカウンターパートやJICA事務所に相談する。無理せず、お互いが「ありがとう」と言える関係を保ちつつ、楽しみながら2011年の活動をおこなっていきたいものです。

2011年1月2日日曜日

新年2日目 (本日119日目)

 1月2日。新年2日目。と言っても、別段特別なことは何もせず、洗濯、片付け等をしていました。予定は入れずに過ごすフリースタイルの一日。
 朝は、久しぶりのヨガの練習をしました。ちょっと体力が落ちてきているかも?!などと思ったりして・・・。
 あとは、思い切って髪を切りました。任期中は伸ばしてパラワンスタイル(お団子ヘア)にしようと思っていたのですが、ヨガ、スノーケリング、ダイビング、いずれにしても髪をまとめないとうまくできないことがわかり、結局切ってしまいました。近くのヘアサロンでシャンプー+カットで計10ドル(約800円)。

 自分としては「木村カエラ」だと思っているのですが、人によっては「金太郎さん」「ちびまる子ちゃん」「ワカメちゃん」に見えるかもしれません。

 明日は新年活動始め。健康的かつアクティブかつ無理のない活動をしていきたいと思っています。

2011年1月1日土曜日

謹賀新年 (本日118日)

 あけましておめでとうございます。本年も本ブログをご愛読の程何卒よろしくお願い申し上げます。

というわけで

 今日のパラオ。私の住んでいるコロールはとても静かです。車も人もほとんど通らない。天気は、快晴。おせち料理よりもそうめんやかき氷がほしくなる気候です。
 寝正月を決め込んだ私、昨日できなかった掃除をささっとやり、そして初めてK宮さんからいただいた炊飯器でご飯を炊いてみたりしていましたが、基本的にはごろごろしています。(K宮さん、ありがとうございます!ご飯、とっても美味しく炊けました!!)

 だいふくくらら、実は35歳の時よりお正月を日本で過ごしたことがありません。午前中に実家に電話したのですが、母より「協力隊の任期が終わったらしばらくは日本にいてちょうだいねっ!!」と言われてしまいました・・・・。

なにはともあれ、まだしばらくはパラオ在住です。こんな私ですが、今年もよろしくお願いいたします(最敬礼)