2011年9月30日金曜日

月間写真賞 (9月分)



 この写真は以前にも掲載したものなのですが、この、ほのぼのとした雰囲気が大好きで今月の月間写真賞として選びました。これは、先日アルモノグイ小学校で行われたOpen class for parentsの一コマ。つまり、日本でいう「授業参観」なのですが、今、個人的にはこの授業参観がとても魅力的にうつる。きっとそれは、先生も保護者も子どもに対しては一生懸命になっているところがうかがえるから、でしょうか?

Ocheotel Belau Fair (本日389日目)

 本日、ベラウフェア当日。正式名称はOcheotel Belau Fair.Ocheotel(オレオテル)とは、パラオ語でShowcase,お披露目会や展示会の意味。Belauはパラオ語で「パラオ」を意味します。今日はパラオの17回目のお誕生日。独立してから17年になるのでした。まだまだ若い国です。さて、JICAボランティア。ブースを出すので朝8時に集合。総出で準備。今日は時折激しい雨が降るという最悪のコンディション。(←きっと2日後には台風として日本に行っている雲かも。)

 白玉団子チームも一生懸命に準備。モチやシラタマはパラオ人の大好物。



 大統領前までのパレードで幕開け。各州の州旗を持った人が民族衣装を着てパレード。大洋州ならではの衣装。





 警察官も第一正装で行進。かっこいい。

 ちゃっかり記念写真を一緒に撮ってもらいました。私のしているポーズはパラオでの決めのポーズ。

けっこう男の子がしている。

 書道のアクティビティの様子。自分の名前がカタカナや漢字で書けるのが魅力的らしいです。みんな丁寧に書いていました。

 私の所属する算数部会プレゼンツ、計算大会の様子。優勝者には算数部会特製Tシャツがもらえるとあってみんな真剣!比較的算数が得意な子が挑んで参加しているようでした。中には兄弟でTシャツをゲットした子も。


 これが計算大会ファイナルの様子。真ん中の白いTシャツが算数部会特製Tシャツです。背中には簡単な掛け算とさくらんぼ計算がプリント。実は、この背中を見た人も計算が得意になるように、というささやかな「しかけ」があるのでした。


 やや暴風雨チックな天気の中、JICAブースは無事成功!!みなさんお疲れ様でした。

私も気が抜けました~

ベラウフェア前夜 (本日388日目)

 昨日、木曜日のこと。ベラウフェアという国家イベントに向けて、JICAもブースを出すべく、目下絶賛準備中。私たち算数部会もアクティビティを提供することになりました。
 そのアクティビティとは、

・算数ソング(しかも収録付き)
・計算大会(しかも優勝者には算数部会特製Tシャツ贈呈)
・算数ゲーム(しかも参加者には算数部会特製折り紙作品と飴付き)

部員全員が初めての体験なのでそれぞれ不安に思う部分もありますが、パラオの子どもたちが楽しく算数に親しんでくれたらそれが何よりです。

今日の食生活その2(本日387日目)

 水曜日の昼。日本食も恋しくなるけれど、今日は無性にパラオで人気の食べ方がしたい。で、用意するのはこれ。ツナ缶と味キムチです。

 ツナ缶と味キムチを混ぜるだけ。ツナ缶の油は出来るだけきったほうがベター。



 ご飯を添えて・・・いただきます♪ ちなみにパラオは日本で売っているようなお弁当箱はありません。なのでタッパーのままいただきます♪





2011年9月29日木曜日

今日の食生活(本日386日目)

        久しぶりに手に入れたカンクン(空芯菜)。机上が散らかっているのはご愛敬。

 火曜日の朝。MOEメディアスタッフのサブロウ(パラオ人)が「カンクン!1dollar!!」と売りにきてくれました。パラオで新鮮な野菜を手に入れるのは絶望的なほど難しく、野菜については割と大型のストアでカビが生えていてもいいから買うか、缶詰を買うか、冷凍食品(しかも期限切れのものが平気で売っている)を買うかしないと食べることができません。ただ、カンクンについては、国産のため新鮮なものを手に入れられる確率が高いです。といっても運が良ければ、という条件付き。
 この「カンクン!1ドル!」の声は天からの声に聞こえるほど嬉しいもの。即行で買いました。新鮮、しかもその日の昼に自宅でオイスターソース炒めにして食べたのですが、野菜そのものの持つエネルギーをいただいている気がして、非常に美味しく、そして元気になれる食事でした。

 ※※※

 この日の夜。前々から大使よりご招待をいただいており、夜は大使公邸で他の隊員、シニア海外ボランティア、大使館員と一緒に食事会。久しぶりに日本の味を楽しみました。何より嬉しかったのはJICAだけでなく、別の職場の方と楽しく会話ができたこと。本当にありがとうございました。またこれからもよろしくお願いいたします。

2011年9月26日月曜日

行くはずだったのに(本日385日目)

 今日はアイライ小学校のオープンクラス。行くはずだったのに、ダイレクターから私のカウンターパート、ハドリーンを通して「テスト作成に集中しなさいって。外に出ていかないで、って」と言われ、行かれなくなってしまいました・・・・。
 それなのに
テスト関係の仕事は何一つなく・・・・。(驚)

(以下はだいふくくららの心の声です。)
「こういうことの積み重ねでMOEと学校間の信頼関係が崩れていくのに、残念すぎる・・・・。テストも大事だけど、それと同じくらい大事なものって他にもあるのでは・・・?『忙しいから行かれない』と言わずに、忙しいなりに視察に行く方法考えた方がいいんじゃね?(←多少若ぶってみました。心の声なので。)」

↑と、パラオ語で言えたらどんなにすっきりするだろう (泣)

行くったら行く(本日384日目)

 日曜日。前々から「行くったら行く」と決めていた場所がありました。
それは、美容院とマッサージ屋。何故か疲れ果ててしまい、「日曜日は癒しの場所を求めよう」と、手軽なところでこの2か所に決めたのでした。

 まず、マッサージ屋。フットマッサージ1時間とボディ指圧マッサージ30分でトータル30ドル(約2400円)。日本の相場から比べたらはるかに安いです。しかも腕がよい!中国人のスタッフに施術してもらいました。
 
 そのあとに美容院。マッサージ屋の道挟んで向かい側にあるホテルの中のサロンに行きました。こちらはスタッフ全員フィリピン人。カット+シャンプ―で10ドル(約800円)。待っている間にネイルケアもしてくれ、ペディキュアをオーダー。これが8ドル(約640円)
 安い!!しかも手早い!!

 いい気分転換になりました。

映画上映会 (本日383日目)

 土曜日のこと。JICA専門家の方が「映画を観に来ない?」と誘ってくれました。自宅でプロジェクターを使っての上映会です。今回の映画は「チャーリーとチョコレート工場」。これ、日本でも話題になった映画でしたが、私はあいにく見逃してしまい、「観たかったなあ」と思いつつ、今日まで来てしまったのでした。
 それがパラオで観られるだなんて幸せ!

 パラオには映画館がありません。もし、映画館で映画を観たいのなら、グアムまで行くしかありません。4年くらい前からかな?結構映画を観るようになった私。なので、今回のお誘いは本当に嬉しかったです。

 その方の自宅で手料理をいただき、のんびり映画鑑賞。これほど贅沢な時間って無いと思う。
至福のひと時を過ごしました。本当にありがとうございました。

2011年9月23日金曜日

いらいら(本日382日目)

 ここのところ、各教科のスペシャリストはテストの作成に追われ、ある人はいらいらをあからさまに見せ、ある人は秘書に八つ当たり。本当によくない雰囲気で、逃げ出したいくらいでした。
 ですが、今日は、どのスペシャリストもテスト作りが終わったようで、ややのどかな雰囲気。

 そんな中、アイライ小学校とアルモノグイ小学校が来週オープンクラスを実施するので、MOEからも参加できるかどうかをカウンターパートのハドリーンに確認したところ・・・・
「テストのデリバリーが終わるまでは外に出ちゃダメって。それに集中しなさいって」

・・・・・・・

私、何もテスト作成にかかわっていないのですが・・・なぜ私まで巻き添えになる?!だってみんなおしゃべりばかりして仕事していないじゃない!チ―トスばかり食べているじゃない!しかもpay day(給料日:昨日がそうだった)以降、なんかみんな一気にだれているみたいなんですけど?!「オープンクラスを広めよう」と言っているのはMOEなのにそんなことでいいのかね??!!

↑ と、パラオ語で言えたらどんなにすっきりするだろう・・・・  泣

2011年9月22日木曜日

bar model その2(本日381日目)

 昨日から考え続けているBar model.パワーポイントで仕上げた教員向けプレゼン資料は出来上がったものの、今一つすっきりしない。どうも具体物から半具体物に移行する部分がしっくりこない。
 そこで、来パ中の先生にメールで相談。revise(校正)されたものが返ってきました。

 「なるほど!」と頭の中に電気がついたような感覚になって見事にすっきりしました。また、自分にはまだまだ修行が必要だなあと思った瞬間でもあります。

 この「なるほど!」となる前にやはり今日も結構もがいたので、机の上は今日も最大級にぐちゃぐちゃです。いい加減片付けようと思います・・・。

2011年9月21日水曜日

Bar model (本日380日目)

 今日は久しぶりにオフィスで一日ペーパーワーク。この前行ったアルモノグイ小学校でのオープンクラスのレポート作成に入りました。

 しかし

進まない・・・・。アルモノグイは、教員のモチベーションも高いし、教材準備も本当によくやっていると思う。でも、それを書いても「前にも同じことを書いてあったし」で終わってしまう。むしろ、今のレポートには現場の教員がもがいている部分を書いて、解決の道を探りたい。



最近、複数の学校から指摘されているのがbar modelが分からない、というもの。bar modelとは、たとえば2ケタや3ケタの足し算、引き算の文章題を図にしたもの。日本では一般的に使われているものですが、パラオでは、たぶん見るのも初めてで、文章題とモデルがつながらず、教員にとっても「何これ?」という感じの様子。
そんな訳で、私の方ももがいている感じです。今日は、思い切ってレポート作成を止めにして、bar modelと題した教員向けのPPT(パワーポイント)資料を作成しました。
しかし、算数。。。。奥深い!!追求すればするほどハマる!!きょうは精神的にかなりもがいたので、それを表すかのように、今、机の上も最大級にぐちゃぐちゃです・・・・。

2011年9月20日火曜日

Open class for parentsその2(本日379日目)

こんな感じで保護者も参観。手前の青い服の女性が私のカウンターパート、メラニー。退院後の初出張。よかった。

授業の途中から、保護者と一緒に問題を解く。あえてこういう「しかけ」を授業の中に盛り込む。



 今日は、アルモノグイ小学校で、保護者向けのオープンクラスが実施されました。今回で2回目の保護者向けオープンクラス。日本では「授業参観」として一般的なものであっても、こちらの国では非常に斬新なもの。前回の保護者向けオープンクラスでは、その連絡がMOEに入った時に、私のカウンターパート、メラニーはとても驚き「日本にそんなものはあるの?!」と聞いてきたくらいでした。


 で


 今日の保護者向けオープンクラス。先生の板書(ホワイトボードに書いてあるものの事をこのように呼びます)も素晴らしく、「これってひょっとして日本以上では・・・?」と正直思いました。そして、羨ましいのは保護者の出席率のよさ!子どももきっとやる気になるオープンクラスです。

 授業後の懇親会では、保護者から質問や意見が出ました。それだけ、関心が高いことの表れだと思います。

 

 正直、ここのところのMOEはテスト作成でどのスペシャリストもイライラしており、オフィスの雰囲気は最悪です・・・。そんな中、MOEを脱出するかのように出かけたアルモノグイ小学校。MOEのスタッフに大きな声では言えませんが、この小学校にちょっと癒されたりして・・・。

(でもみんなでまっすぐ帰ってきましたよ!!)

Workshop for Open class/lesson study (本日378日目)




 昨日のこと。午前中、MOEの中でオープンクラス(授業公開)とレッスンスタディ(研究授業)に関するワークショップが行われました。実は、7月のMOEとJICA算数部会の合同会議で「オープンクラスを拡充させる。そのためにパイロット校を指定し、SIP(学校経営計画)にオープンクラスに関する計画を盛り込む」ということで合意したのですが、教員研修のチーフからは、「まずはオープンクラスに関する研修を終えないことには広められない」と意見があり、やや停滞していたところがあったのでした。


 そこに、日本の大学から研究のため先生が来パし、日程調整をする中で、こちらMOEから「ぜひワークショップを開いてほしい」とお願いしていたところだったのでした。


 熱の入るレクチャーに、真剣に聞き入る全教科のスペシャリスト、そしてパイロット校の校長。豊富な資料に、有意義な情報。

 ワークショップが無事終わり、みんなすぐに自分のデスクに戻っていくのかと思いきや、ほとんどの
人がその場に残っていました。このワークショップを受けて、さらに先生と議論を進めるスペシャリストや、その場で直ちにミーティングとなった教員研修プロバイドチームのスペシャリスト達、そして初めてのオープンクラスに向けてミーティングを持とうと、スケジュール調整を始めた校長・・・。


 信じられない光景でした。これだけ熱意があり、そして「パラオの教育をよくしていこう」という強い気持ちがある。

 私の任期は残りあと半年ですが、最後まで精いっぱい頑張ろうと思った瞬間でした。そして、忙しい中、快くレクチャーを引き受けてくださった先生にも感謝です。本当にありがとうございました。今後、また成果を報告できるように頑張りたいと思います。

2011年9月18日日曜日

名前(本日377日)

 午後。同期隊員のMさんと一緒にある方を訪ねました。そのお方は、昔のパラオをよく知っている方。
いろいろな話で盛り上がりました。その話題の中に「名前」の話があったのですが、パラオは日本でもなじみの名前を持っている人が非常に多いです。
 たとえば、私の同僚はササオさんですし、別の同僚の名前はユタカさん、お世話になったホストマザーはアキコ・スギヤマ、また今日聞いた話では、「モガミサン」という名前の人もいるそうです。日本人は名前に「さん」という敬称をつけて呼びかけることが多いので、それをパラオ人が「さん」までが名前の全てと勘違いしてそのまま名前を付けたのではないかと言われている名前です。

 ここで思うこと。パラオにはアラカベサン島という大きな島がありますが、これ、実は「荒壁さん」から来ているのではないかと個人的には思っています・・・・。

 ちなみにMOEでお世話になっている秘書、ソンソロール島出身のロレッタのお父さんの名前は「キンタロウ・キントキ」です。

カレーライス (本日376日目)

 土曜日。待ちに待った休日。補習校での授業を終え帰宅し、昼食、洗濯、掃除。
夜は偶然先輩隊員のお家でカレーライス会があることを知り、急遽無理やり参加。
久々のカレーライス!日本の味!大好き!
 カレーにはロングビーンズ(いんげんのやたら長いやつ、日本では見たことがない)、大根(ちなみに大根はパラオ語でもダイコン)、ジャガイモ、なす(ちなみになすはパラオ語でもナス)、豚肉が入っていました。

 野菜たくさん!感動!(ちなみに野菜はパラオ語でもヤサイ)

特に感動したのはダイコンが入っていたところ。キュウリたくさんのサラダもあり、大満足でした☆
ありがとうございました!
(ちなみにキュウリはパラオ語でもキュウリ)

2011年9月16日金曜日

新たな動き(本日375日目)

 日本から大学の先生がパラオにやってきました。長年、パラオの教育を研究されている方です。また、先生はJICA研修生の指導教官でもあり、私の二人のカウンターパートの恩師でもあります。(二人ともJICA研修生として鳴門教育大学で学んでいるのでした。)
 今回、MOEからは先生にオープンクラス(授業公開)についてのワークショップをお願いしました。MOEとしても「オープンクラスは算数だけでなく、他の教科でも大事」との思いがあり、今回の開催に至ったのでした。

 また、新たに何かを生み出せるかも。と思うと、とてもワクワクします。

多忙を極めた一日その2 (本日374日目)








 昨日のこと。午前中はGBH小学校でカウンターパートのメラニーとTeam Teachingスタイルで算数のDemonstration(示範授業)。メラニーがT1(主指導)、私がT2(副指導)。授業後、我々は"We miss teaching!!"と叫んだのでした。








 そして午後。アルモノグイ小学校でのオープンクラスに参加。シンガポール教科書の導入のために現場が混乱していることを目の当たりにして「どうしよう・・・」と悩み、頭の痛いところ。MOEはどう考えているのか?!




 今日の動きは、


 GBH小学校にてカウンターパートと示範授業→MOEに戻ってPRELのスタッフ、全スペシャリストと事例検討会(フィードバック)→昼食を食べる暇もなくアルモノグイ小学校へ。結局空腹に耐えかねて車中でサンドイッチとジュースで昼食→アルモノグイ小学校にオープンクラスに参加→同期隊員のMさん、後輩隊員のSさんと一緒にコロールに戻る→MOEに戻って情報を他の同僚にシェア→帰宅→PICRC(珊瑚礁センター)にて元日本兵の講演会を聴く→再び帰宅




 濃い一日でした。






2011年9月14日水曜日

多忙を極めた一日(本日373日目)



☆本日のオープンクラス@アイライ小学校。同期隊員のYさんが活動しています。今日の授業者はポンペイでの広域研修にも一緒に参加したリネ―先生。23歳、期待の新人教員です☆



 昨日から分かっていたこととは言え・・・・・

GBH小学校でアセスメントのトライアウト→MOEに戻って急いでランチ→アイライ小学校のオープンクラスに参加→MOEに戻る(この時すでに勤務時間外)→オフィスに残っていたカウンターパートと今日の出来事をシェア→明日の予定を確認→急遽GBH小学校でデモンストレーション(示範授業)をやることを確認→指導案確認→教材作り(これから)→でもMOEのコピー機はすでに電源を切られていたため、JICA事務所横の隊員連絡室で教材作りをすることに

 ・・・・まるで東京で仕事をしていた時みたいです。でも「暇」よりは断然こちらの方が好きな私。
ただ、パラオで活動は、本当に見通しがたたないです・・・全て突貫工事的というか。

2011年9月13日火曜日

SALとSAM(本日372日目)

 毎度のことながら、いきなり今日は終日研修となりました。今日から3日間研修。この研修というのが表題の通りでSALとSAMという研修。SALはShort Assessment for Literacy,SAMはShort Assessment for Mathmaticsの略。つまり、「英語と算数に関しては大洋州共通の評価を、誰もが出来る評価をしましょう」とねらいの元、登場したのがこれです。PRELという大洋州の教育をフォローアップしていく団体が作成し、引継ぎをしてくれます。

 でも、これがあるならパラオ独自で行っているアセスメント、Quartery Assessment TestやPalau Achievement Testって、必要ないんじゃ・・・?
 そして、思うこと。教科書:シンガポール、算数指導に対する支援:日本、算数指導に対する評価:アメリカ(PRELはアメリカ系の団体、のような気がする、見ていて。)←こんなに色々な国の支援が入っていては、混乱するのでは?などと、今日、ぼんやりと考えていました。
 明日はGBH小学校→アイライ小学校と、一日中出張。気合を入れて、頑張ります。

2011年9月12日月曜日

カウンターパートの復帰(本日371日目)

 今まで入院・自宅療養していた私のカウンターパート、メラニーが今日から復帰。よかった!と言いたいところなのですが、顔色が明らかによくない・・・・。どことなく顔色が浅黒くてとてもしんどそうなのです。声をかけると、「元気、もうよくなったから」とは言うのですが・・・。

 私も嫌というほど経験していますが、体調の悪い時の仕事ほど、身体にこたえるものはありません。
メラニーも、私も、そして他のスタッフも、健康第一で仕事をしていきたいものです。

2011年9月11日日曜日

奥深きスパムの世界(本日370日目)

この前買ったスパム2缶。右のものは限定パッケージ。1缶あたり4ドル弱はするのでそんなに安いものでもない。

※※※

 こちら、パラオで国民に親しまれている缶詰と言えば、スパム。日本でも沖縄ではよく食べらていると聞いています。私もスパムは結構好きで、今日も朝食には焼いたスパム、ゆでた空芯菜、そしてパンだったのですが、いつも思うこと。

  スパムがやたら塩辛い。

保存食なので仕方ないのかもしれませんが、これを食べ続けたたら間違いなく高血圧になる、という味。ひょっとしたら塩抜きして食べるのか?でも、普段、MOEでの昼食風景を見ていると、パラオ人の同僚は、スパムに火を入れず、缶から直にフォークをさしてごはんと一緒に食べているし・・・
う~む。奥深きスパム。特に沖縄県出身という方。「こうしてスパムを食べている」というのがあったらぜひ教えてください。

カーテン (本日369日目)



 昨日のこと。カーテンを取りつけました。場所はバスルーム。先日の「のぞき事件」対策向けです。
スーパーで好きな布を選び、テーラーに持って行ってカーテンに仕立ててもらって、家で取り付け。
カーテンフックやお箸を活用して取りつけ。

 とりあえずホッと一安心。でももう本当に不愉快なんですけど!!覗いたって何の利益にもならないんだから絶対止めてください。

2011年9月9日金曜日

ベラウフェアに向けて(本日367日目、368日目)

 ベラウ(Belau) : パラオ語で「パラオ」の意味。英語ではPalau.

9月30日はアメリカからの独立記念日。本来は10月1日なのですが、土曜日にあたるため、振り替え休日として金曜日が祝日となったのでした。そのような訳で、9月30日はベラウフェアという催し物がベツレヘムパークで行われます。

 私の所属するJICA算数部会もJICAブースの中でアクティビティを提供します。
 ・計算大会
 ・カードゲーム
 ・算数ソング
が、今、計画されているアクティビティ。

楽しい催し物になりますように♬

2011年9月7日水曜日

カウンターパート (本日366日目)

 JICAボランティアが一緒に仕事を行っていくにあたっての、任国の同僚のことをカウンターパート(C/P)と呼んでいます。私にはそのC/Pが二人いるのですが、そのうちの一人、メラニーが先週から入院してしまいました。
 今週初めには退院できたものの、まだ仕事ができる状況ではなく、自宅で安静にしているとのことでした。
 心配なのと、寂しいのと、複雑な心境です。
C/Pが元気じゃないと、隊員も落ち込む、そんな感じです。

2011年9月6日火曜日

2年目スタート!(本日365日目)

 本来、2年目のスタートは366日目からなのですが・・・日付が1日ずれてしまっているのはご愛きょう。
昨年の今日、パラオに到着しました。早いものであれから1年。活動に悩んだことや、病気の再発、そして日本で起きた大地震のこと、いろいろなことがあったのですが、でもここまで青年海外協力隊として活動ができたことは、本当に感謝の気持ちしかありません。
 何故自分がここパラオで活動を続けていくことができたのか?それは、私ではなく、まわりが私を受け入れてくれているから。MOEのスタッフのみんな、他の協力隊員のみんな、シニア海外ボランティアのみなさん、JICA専門家の方々、JICA事務所のみなさん、そして、任国は違えど同期隊員として絆の強い仲間たち、JICA教師海外研修でラオスに行った仲間たち、日本にいる家族、友人、職場の同僚・・・。
 本当にみなさんに感謝、です。悩んだとき、一人で抱え込まず、みなさんに相談できたのでここまで活動を続けることができました。嬉しかった時、その嬉しさをみんなと一緒に分かち合えたのでここまで活動を続けることができました。

 残り、あと半年ちょっと。最後まで気を抜かず、でも無理をせず、頑張っていきたいと思います。また、同時に任期満了後の事を考えなくては。開発教育、国際理解教育、異文化理解教育につながる教材をここでしっかり準備していきたいと思います。
 
 パラオという国に出会えた縁に感謝、Kmal me sulang,Belau!!

2011年9月5日月曜日

Jungle river cruise (本日364日目)

 クルーズに入る前に、まずは首都のマルキョク州へ。これは国会議事堂。正面にパラオ語で「ひそひそ話」と書いてあるとのことでした。「大事なことは他に聞こえるような声でしゃべってはいけない」との教えからです。



 ジャングルリバークルーズ。今日は天気も今一つ。また大雨の影響で水も濁っていました。ここの川の名前はシミズ・リバー。どうも日本統治時代にこの周辺集落を「清水村」と言ったことからこの名前がつけられたようです。ここの場所は一番栄えているコロール島より車で40分ほどのところ。


 川沿いには民家も。昔は周遊道路がなかったのでボートでコロールまで出ていたそうです。今も活用しているのかな?

 シミズ・リバーを抜けると、海。このシミズリバーには現在約2000頭の野生のワニが生息していて、

それを見るのが目的だったのですが、今回は見られず・・・・残念!

 今日のお昼。BBQスタイルでした。美味!奥に見えるパックの飲み物はクール・エイドという子どもたちに人気のある飲み物です。
 そのBBQを作ってくださったのが、こちらのエサール州に住むマアス(パラオ語で年配の女性、という意味。尊称。)ランチのあと、パンダナスの細工の仕方をみんなに教えてくれました。



 向かって左より、魚、ゴキブリ、バラ。マアスはあっという間に作ってしまいました。すごい!




マアスとは英語とパラオ語のミックスで会話。私の時々出るパラオ語が意外らしく、私のことを「Palauan lady!」とマアス。これは、協力隊員をしていて最大の褒め言葉だと思う。ありがとう、マアス。




ガイドのCさんにも本当に本当にお世話になりました。またうかがいますね、Ma Uriul!!(またね!!)




※※※



今日はlabor's day (労働者の日)ということでパラオは祝日。私も休暇を利用して前々から行きたかったジャングルリバークルーズに一人で参加してきました。ガイドのCさんとは最近知り合いに。今日のクルーズでいろいろ学ばせていただきました。

2011年9月4日日曜日

第1回 お片付け大会(本日363日目)

 日曜日。昨日とうって変わって今日はno plan.そろそろこちらに来て1年。そしてあと半年ちょっとで帰国。というわけで、思い立ってひとりで「お片づけ大会」を開催しました。
 要は、帰国直前になってあふれんばかりの物を前に泣きたくない、というのが真相なのですが、それは、駒ケ根訓練所に入る直前にもかかわらず、なかなかひとり暮らしをしていた住まいを退去できなかったという苦い思い出があるからです。

 でも、実際に処分できたのは、VHS2本、本5冊、Tシャツ1枚のみ。

これでは片付けた内に入らない・・・・。「後で読むかも」「そのうち着るかも」という意識が邪魔をする。
第2回 お片づけ大会ではもっと大胆に「断・捨・離」実行します!

2011年9月3日土曜日

休日 (本日362日目)

土曜日なので休日。 補習校でのボランティア教員→帰宅、昼食→洗濯2回→ウォーカソンに参加→日没、帰宅。

2011年9月2日金曜日

横書きの式と縦書きの式 (本日361日目)

 最近、「横書きの式」と「縦書きの式」について考えさせられることがありました。
実は、今までパラオが使っていたアメリカ版算数教科書には、たとえ文章題であっても、答えを求めるまでのプロセスに「横書きの式」は入っていません。一気に縦書きの計算式で答えを出してしまいます。

 一方、日本の場合。文章題の場合には必ずと言っていいほど横書きの式を書かせ、そのあとに縦書きの計算式で答えを出し、それとは別に答えを書くというプロセスとたどります。

(例)
 だいふくくららさんは18個の大福を持っています。そこへお友達がやってきて、大福を13個くれました。だいふくくららさんは何個の大福を持っていますか。

(式)
 18+13=31 ←等式になっていないと×       18
                                +13
                                ――――←本当は1本の直線。ブログだとうまくで
                                  31   きない・・・。

(答え)  31個←単位が書かれていなければ×

採点もかなり厳しく、時に部分点などというときもあったりします。一方、アメリカ版教科書は答えさせ出せればよしとする傾向があるみたいです。
「パラオの算数における学力向上のカギになるスキルのひとつに『横書きの式』ってあるかも」とひらめいた私。さっそく日本の学習指導要領を見てみました。「式の働き」の一部にこんなことが書いてありました。

・(式は)自分の思考過程を表現することができ、それを互いに的確に伝えあうことができる。

なるほど!と納得した次第。立式から答えを出すまでの一つ一つのプロセスに重要な意味があることを改めて知り、なぜか感動した私でした。                                   

2011年9月1日木曜日

Bathroom (本日360日目)

 bathroom: n. 浴室、化粧室、(婉曲表現として)便所(toilet)
 ※パラオでは「トイレ」をbathroomということがほとんど。あるいはパラオ語でbensio(発音はベンジョ)ということがほとんど。

 昨夜、自宅でいわゆる「のぞき」に遭ってしまいました。びっくりしたのと、怒り心頭でバスルームの窓を壊さんばかりにピシャッ!!と勢いよく閉めた私。直後、警察に通報しようかどうしようか悩み、結局「何も取られていないし、危害も加えられてないし」と無理に自分を納得させ、就寝。
 しかし
今日になってやっぱり気になり、昼過ぎに警察署に行き、昨夜の出来事を話して、しばらくパトロールに来てもらうことになりました。これで先ずは一安心。

 ※※※

 今日の午前中、MOEのオフィス内でのこと。いつも使うバスルーム(トイレ)が、「すでに誰か使っている」と勘違いした私。もうひとつの鍵の壊れているトイレを使いました。が、何を思ったのか勢いよくドアを閉めてしまい、今度は中から外に出られなくなってしまいました。

 Help me,Help me~!!!

 笑いながら私を救出してくれたスタッフのみんな。そこに居合わせたアイライ小学校の女性校長。そして、涙目で出てきた私。本気で今日はMOEのトイレで一晩過ごさなきゃならないのか?!と恐怖におびえた瞬間でした。
 ちなみに私の上司にあたるチーフもダイレクターも、過去、私と同じ目に遭ったとのことでした・・・・。

 しかし、昨夜といい、今日といい・・・・怖かったよ~