2011年10月31日月曜日

スケジュール (本日421日目)

 どうも見通しを持った計画を立てるというのが苦手、というかあまりそういうことを意識しないように見えるパラオの文化。
 そんなわけで、
今日、私のカウンターパートから当面のスケジュールについて連絡がありました。

・GBH小学校 視察(3日間)
・マルキョク小学校ワークショップ(1日間)
・ミューンス小学校視察(3日間)
・GBH小学校ワークショップ(1日間)
・アンガウル小学校視察(2日間、しかも離島のためオーバーナイトステイ、たぶん図書室で寝ることに)
・ペリリュー小学校視察(2日間、たぶんここも離島のためオーバーナイトステイ、ここも図書室で就寝?!)

しかも

・シンガポール算数教科書研修(2日間)

・・・・・これ、本当にこなせるのだろうか???なんか詰め込み過ぎでは・・・?!
忙しいのは好きなのですが、ワークショップの前には事前準備もあるし、その他ペーパーワークだってある。
とりあえず11月は(11月も)体調に気をつけて、早寝・早起き・適度な運動・適度な食事(野菜必須!)を意識して協力隊活動に臨みます。

また、個人的な意見としては、チーフやダイレクターに早くシンガポール算数教科書研修の日程を決めてほしいところです。
ジャパンフェアの準備と重なっちゃうじゃないの~

2011年10月30日日曜日

ベビーシャワー (本日420日目)

「ベビーシャワー」とは、パラオの伝統的な行事の一つ。第一子が生まれた時に、母親は上のような衣装を着て、みんなにお祝いしてもらうのです。私もベビーシャワーを見るのは初めて。自宅の近所でありました。肌が黄色いのはターメリックを塗ってもらっているためです。この写真では母親はパンダナスのブラジャーを着けていますが、本来はトップレスだったそうです。

家の中にまねかれて(といっても面識ないのですが・・・)写真を撮らせてもらいました。献上品の数々!!女性は、今回のベビーシャワーの主役の妹さんです。



 親族集まって記念写真!この日のためにオレンジ色のTシャツを作ったみたいです。非常に陽気な儀式です。食べて、飲んで、踊って第一子のお祝いは無事に終わったのでした。





パラオ日本語補習学校 遠足 (本日419日目)

今日は、午前中の通常授業の後に、午後から遠足。これは自分自身が前々から楽しみにしていました。今回の遠足のテーマは「パラオの中の日本」。この写真はテバン・ウッドカービング内にあるストーリーボード。ストーリーボードの事をパラオ語では「イタボリ」といいます。

       職人さんの手作業をじっと見る補習校の生徒たち。真剣にメモをとる子もいました。



 次は、ベラウナショナルミュージアムへ。館内は撮影禁止。屋外のアバイにも実際に中に入り、見学させてもらいました。



 車中から「日本の跡」をいくつか見学した後は、Tドックにあるプールへ。これはかつて日本が作ったものだそうです。昔のパラオの人たちはここで泳ぐのを楽しみにしていたそうです。



 今回の遠足は、12月に行われる学習発表会につながっていきます。パラオに暮らしていながらあまり日本とパラオとの関係については詳しくなかった私。今回は私も大変勉強になりました。そしてますますパラオのことが好きになりました。いつか、また改めて個人的に「パラオと日本の関係」を調べてみたいと思います。


※※※


そして遠足が終わってから・・・・

実は、エイアンというハムレット(集落)まで足をのばしました。昨日の私のカウンターパート、メラニーからのメールで「メリル島のハイチーフ(大酋長)の引き継ぎ式があるから来てね」とお誘いを受けていたのでした。それを行っている場所が、エイアン。南西諸島をルーツにもつ人々の住む集落です。

 とてもピースフルな場所!出身島が違っても仲良く暮らしている人々。またエイアンには遊びに行きたいです・・・。












食事 (本日418日目)

 金曜日のこと。いつも通り定例月1回の算数部会。どことなく全身がこわばっていて、疲れているなあとは思っていたけれど・・・・
 普通に他の隊員とレストランに昼食を食べに行った時のこと。やっぱり体調がよくないのか、また一気に食欲不振。普通量の食事ですら、見た目でお腹いっぱい。とりあえずちょこっと食べて後は持ち帰り。

 夕食。本当に楽しみにしていた同期会。それなのに、体調は悪くなっていくような・・・・結局、今日も勇気ある撤退で、同期会を辞退し、食事は薬を飲める程度に食べ、夜8時半就寝。

 こういうことが続くと、協力隊活動を続けていく自信をなくします・・・。辛い。

2011年10月27日木曜日

算数ソングを広げるために(本日417日目)

 先日出来上がった算数ソング。MOEのメディアスタッフ、シアノさんのおかげで人目を引く作品に仕上がっています。
 で、シアノさんからの提案:「ケーブルテレビに持ち込むだけでなく、これをコピーして全国の小学校に配ったら?」

 ナイスアイデア!!でもDVDの予算はMOEに計上されておらず・・・・

午後は「現地業務費申請書」の作成。DVDをプロバイド出来る日が楽しみです。まずは明日の算数部会で部員のみんなにも見てもらおうと思っています。

体調管理と茹でバナナ(本日416日目)

 
                茹でバナナ。冷めていてもほくほくして美味しいです。


 昨日のこと。ここのところ、体調の波が激しく、いつもの自分ではないような気がしていました。
急に食事がとれなくなったり、眠れなくなったり。仕事を休むほどではないのですが、長距離の出張は大丈夫かな?という感じ。楽しみにしていたバベルダオブ島(本島)の最北端、ガラロン小学校への出張は申し訳ないと思いつつ、キャンセルしました。
 その時間を使って、ベラウ国立病院へ。診察してもらうほどではないけど、先月受けた血液検査の結果を聞きに行きました。だいふくくらら、普段はとても元気なのですが、事実持病があるので、3カ月に一度の血液検査は必須なのです・・・。この検査結果次第では直ちに任期短縮帰国。自覚症状が無いわけではないので、結果が出ないというのは精神的に辛い。
 で
検査結果。最初に「あと2カ月待たないと結果は出ない」と言われたのですが、それは病院側の勘違いでしっかり伝票が戻ってきていました。結果、正常域。ホッと一安心。

 安心したら、とたんに元気になり、食欲も出てきました。これってひょっとして心身症のひとつ?!

午後は通常業務に戻り、退勤までオフィスで仕事。私のカウンターパート、ハドリーンが"Plenty potasium!!"と言って茹でたバナナをくれました。茹でバナナ・・・初めての味。これ、とても美味しい!!
戻ってきた食欲に任せ、一気に4本も食べてしまいました・・・。ありがとう、ハドリーン。

ちなみに”Plenty potasium!!"とは、「カリウムがたくさんあるのよ!!」の意味です。

2011年10月25日火曜日

Double check again (本日415日目)

 毎度毎度の作業ではあるのですが、またダブルチェックの時期になりました。「ダブルチェック」とは毎学期末に行われるQueatery assessment testの回答に対し、チェックをかけることです。実は、PRELというアメリカ系の別の団体から「助成金を出す代わりにこうしなさい」と指示が下りたらしく、テスト作りもより複雑に、より煩雑になっていったのでした。

 ここしばらく、このMOEにPRELと私たちJICAという二つの団体が支援をしていくことに個人的に悩んでいました。日本とアメリカでは、きっと指導のしかたも評価の仕方も違う。かといって、JICAがPRELに追随していく必要もなく、JICAはJICAが正しい、と思ったことをしていけばいい。しかし、それで支援の効果は出るのか?パラオの自立に対して効果的なのか???

 今日は率直に私のカウンターパート、ハドリーンにテスト作りの事を聞いてみました。
「実は(PRELの指示があったものだから)大変なのよ」と、ハドリーン。
・・・・どうしたらいいんだろうか?やはりPRELとは協働の道を再度探ったほうがいいのか?
ハドリーンの作ったテストを前に、ここしばらくは悩むことになりそうです。

2011年10月24日月曜日

U.N dayとかつ丼対談 (本日413日目)

 今日は祝日。U.N.day(United Nations day)でお休みです。

 今日はなぜかスパム(JICAパラオ隊員の隊員機関紙)編集委員による取材の日。「かつ丼対談」と題して私の同期隊員のMさん、そして後輩隊員のF君の対談についていったのでした。場所はPPR。

きらきらひかるビーチを背景に、しゃれたテラスでかつ丼を食べ、「かつ丼の真髄」について熱く語る二人・・・

この極めてシュールな光景をどのように紙面に表現するのか?楽しみです。

カープ・アイランドの代わりに (本日412日目)

 10月23日。今日も快晴!!典型的な乾期が続く日々。暑い。どうしようもなく暑い。なので・・・海に行きたい!!空には虹もかかっていい感じ。



 ・・・というわけで、午後、タクシーを飛ばしてPPR(パラオ・パシフィックリゾート)へ。目の前にはビーチ!ひとりスノーケリングを楽しみました。この後プールやジャグジーに入ってストレス解消。




 そのあとはPPR内のネイルアートをしてくれるショップへ。先日ウォーカソンで知り合いになった日本人ネイリストの方にアートを施していただきました。初めてのネイルアートです。足が微妙にサンダル焼けしているのはご愛敬。




カープ・アイランドには行かれなかったのですが、でも素敵な休日!任期中にもう1回くらいはPPRでゆっくりしたいです・・・・






2011年10月22日土曜日

勇気ある撤退 (本日411日目)

 明日、明後日と一人で「カープ・アイランド・リゾート」というロックアイランドの中にあるコテージで、「ひとり読書」「ひとりスノーケリング」を楽しもうと予約を入れていたのですが・・・・

 昨日の夜からお腹の調子がよくなく・・・(泣)

また今度楽しもうと予約のキャンセルを先ほど入れました。キャンセルチャージはなし。よかった。
ここ二週続けて週末になると体調を崩す。やだなあ~

 明日・明後日とパラオは二連休。自宅を起点に、
・見晴らしのいいところで読書
・ヨガの練習
・JICAパラオ隊員機関紙「スパム」の原稿作成
・補習校の遠足のしおり作り

などをまったりやりたいと思います。無理のない休日を楽しもうと思います。
次カープアイランドに行けるのはいつの日か?!

2011年10月21日金曜日

あと100日 (本日410日目)

 今日、何気なくカレンダーを数えていたら・・・・・
実質的な活動日数、あと100日!!100日しかない!!!

なんて時の経つのは早いのだろう・・・・・?

しかも、本帰国後の予定をチェックしたら、帰国から職場への復帰までは途中健康診断や研修を挟むため実質1週間。
1週間で新居を決めたり新年度の準備ができるのか??なにより自分の場合、オプションで精密検査が必要な状況なのに、その余裕はあるのか???

不安になって、急ぎボランティア調整員の方にお願いして「帰国時ハンドブック」をいただきました。
頑張って最後まで任期を全うするのがいいのか、それとも自分の本業は教員なので、その業務に支障が無いように早めに帰国して新年度に向けて準備をした方がいいのか・・・・???

しばらく悩みたいと思います。でも休日は悩みぬきでリラックスしたいと思います。
他にも悩むことはたくさんあるので~

2011年10月20日木曜日

DVD(一応)完成! (本日409日目)

 昨日このブログでお伝えした「掛け算ソング」「Make10ソング」を収録したDVDが一応完成しました!
「一応」というのは、この仮作成したDVDをJICA事務所や私のカウンターパート、そして私の所属する算数部会の隊員にチェックをかけてもらい、再編集する可能性があるからです。

 現在はDVDをJICA事務所に渡し、チェックをかけてもらっているところです。

今後、DVDが完成すれば、それをケーブルテレビに渡し、全国放送してもらう予定です。
今 思ったのですが、この2曲が全国放送される前に「掛け算」と「Make 10」の計算問題をいくつかの学校でやってもらって、放送後に、子どもたちの成績がどのように変わったのかを調べると興味深い資料になるかもしれません。今後の協力隊活動のヒントになるかも。

 このDVD、子どもたちに楽しんでもらえるといいなあ~

2011年10月19日水曜日

メディアばたばた(本日408日目)

  MOEのメディアスタッフ、シアノさん。印刷スタッフと撮影スタッフにわかれているメディアですが、シアノさんは撮影+編集専門。


  「大きな壁がある」と思っていた自分の最近の活動も、どうやら別方向から見れば、その壁は小さかったようで・・・・
  以前より、ベラウフェアの時に撮影した「算数ソング」を公共の電波にのせるべく、MOEのメディアスタッフ、Ciano(シアノ)さんに撮影と編集をお願いしていたのですが、今日、大まかな形でデータが出来上がりました。
  そのため、午後は自分のデスクと1階にあるメディアルームを行ったり来たり。シアノさんと話し合いながら編集の作業。これが結構楽しい作業でした。シアノさんの感性と自分たちJICA算数部会の思いが一致した時の喜びは大きいものです。

 実はシアノさん、撮影の時は祝日にもかかわらず、撮影を快諾してくれました。つまり、休日なのに無給で仕事をしてくれたのです。本当に感謝です。あとで何かおいしいものを届けようと思います。

 さて、シアノさん。とても面倒見のいい方で、パラオの算数教育のみならず、JICAボランティアの生活のことや、私自身の人生の事まで心配してくれます。
 「だいふくくらら、老後の事を考えて子どもは産んでおいたほうがいいよ!!だいふくくららの年齢なら・・・・二人までは大丈夫!!」

 ・・・・・・・ありがとう、シアノさん。(涙)

2011年10月18日火曜日

壁 (本日407日目)

 ミクロネシア旅行から帰ってきてから、充電完了!活動頑張るぞ!との思いとは裏腹に最近ややテンション落ち気味です・・・。なんだか日々の業務に高い「壁」を感じる、というか。

 たとえば、7月のJICA/MOE合同部会では「オープンクラスの拡充」をJICA算数部会から提案し、了承、そして校長会で一斉周知されたものの、今度は私の所属するMOEが何かと理由をつけてオープンクラスの視察に行かなくなってしまい・・・・どうしたらよいのだろう?と考える今日この頃。
 
 やらなくてはいけないことができない。これが今、大きなストレスになっています。では、「じゃあボランティアを今すぐ辞めて日本へ帰るか?」というと、答えはNOです。泣いても笑っても自分の任期はあと150日ちょっと。自分の望んだとおりのことができなくても、出来るところまではやりたいものです。

 そして・・・・任期中にまたミクロネシアに行きたい!!
そう思うとテンションが落ち気味でも奈落の底まで落ちずに済むのです。

2011年10月17日月曜日

隣人 (本日406日目)

 長らく空き家になっていた私のいるアパートメントの隣室。特に気にも留めていなかったのですが、昨日、ようやく日本人の男性が引っ越してきました。
 単身での入居です。要は、協力隊員が引っ越してきたのでした。彼はもともと首都マルキョクを任地としていましたが、任地変更となり、コロールでの勤務となったので引っ越してきた、というわけです。

 私も彼が引っ越してくる、というのを知ったのは一昨日のこと。驚きました!
昨夜はささやかなパーティー。私も引っ越し祝いにアイスクリーム(でも我慢しきれず自宅でちょっと食べてしまった・・・)を贈呈。

 これからもよろしくお願いいたします

2011年10月16日日曜日

物件 (本日405日目)

 任期満了まで後半年を切り、本帰国後の進路もすでに確認できている私。なので、現在はまっていることと言えば

 物件探し

です。前々から憧れていた下町に住むか?それとも利便性を考えて大きなショッピングモールのある町に住むか?静かな所に住むか?賑やかな所に住むか?
結構楽しい時間です。

一方で、任期が終わった後、また苦楽を共にした隊員仲間と会いたいなあ、そんなことも同時に考える時期になりました。

いつもの土曜日 (本日404日目)

 昨日、土曜日のこと。実は前の日からなんとなく体調がおかしくなり、お腹はすくのだけれど食べれば腹痛、という状態に。でも、「なんとかなるさ」といつもの土曜日の通りに過ごしてみました。まずはパラオ日本語補習学校のボランティア教員→洗濯2回。

 逆に体調がよくなった!!

「いつものこと」をこなすことで自分の時間軸が自分に戻っていたような、いつもの自分に戻ったような、そんな感じです。

夜はSVのお家に呼ばれてごはん会。いろいろおしゃべり。でも食事は泣く泣く六分目程度にして早めに帰宅しました。

2011年10月14日金曜日

Omedeto!(本日403日目)

Omedeto: パラオ語で「おめでとう」の意。

今さっき、英語スペシャリストのDonnaのご主人、OsamuがばたばたとBCI(カリキュラム指導課)にやってきて、「30分前に赤ちゃんが生まれた」と興奮して報告。二人にとっては、5人目のお子さんで、Baby girlだったそうです。

そして、これからMOEの1階でスタッフの定年退職記念パーティ。

どちらもOmedeto!!

2011年10月13日木曜日

Badek (本日402日目)

Badek: パラオ語で「葬儀に伴う献金」のこと。パラオ独特の慣習。

今日もMOEでオフィスワークです。先日行われたアイライ小学校でのオープンクラスのレポートが書き終わったのでホッと一安心。で、トイレに行き、戻ったところ、掲示板の張り紙が目にとまりました。
それにはこう書いてありました。

※※※

MEMORANDUM

subject: Badek for Gregory Ksano

A ta er kid er a Gregory Ksano a mlo smecher a ochedal me a kemeldiilel a mo er ngii er a Sabadong(Saturday) el October 8 2011..........


※※※

MOEスタッフ全体に対する周知文書は基本、パラオ語。だいふくくららは、パラオ語がわからないのですが、Badekとくれば葬儀の通知、ということだけは知っていました。

なので、上記の文章を
「グレゴリー・クサノ氏の葬儀は2011年10月8日に・・・・」と、なんとなく読み取ってしまったのでした。

・・・・・・・・って、あのグレゴリーが死んだ?!

グレゴリーはMOEのボート・オペレータ。4月に社会科スペシャリストのPilarと一緒にアンガウル島のアンガウル小学校に出張で行った時にはグレゴリーがボート操縦を担当してくれたのでした。
グレゴリー、まだ若いのに。。。嘘でしょ?!
あいにく私のいるBCI(カリキュラム指導課)のフロアは今のところ私だけ。(←みんな研修に行ってしまったのでした)なので、急いで親しくしているスタッフのいるメディアルームへ駆け込み、その貼り紙を持って尋ねました。

だいふくくらら(以下、「だ」)「badekって、たしか葬儀のことですよね?!」
スタッフ (以下、「ス」) 「まあ、パラオの慣習で葬儀の時にお金を集めるんだけども、そのことをBadekって言うんだよね。でも、これすでに終わっているから関係ないよ」

だ 「あ、あの・・・グレゴリーって亡くなってしまったの?」
ス 「?! 元気だけど」
だ 「だ、だってこれ、Badek for Gregoryって。。」
ス 「ぶわははははは!!! これ、グレゴリーのお姉さんのこと。年の離れたお姉さんが亡くなったの」
だ 「では グレゴリーは生きているのですか?」
ス 「グレゴリーは今でも生きているよ(”still alive"を直訳するとこんな感じ?)、あっちの部屋で幸せにしているよ、ぶわはははっはは!」
だ 「ああ、勘違い・・・・てっきりグレゴリーが死んだのだと思い、驚いて確認しに来たんだけど」
ス 「彼は生きている」

・・・・・・・
・・・・・・・

肩を震わせて笑うメディアスタッフたち。安心とともに穴があったら入りたい気持ちのだいふくくらら。
とりあえずよかった。今後こんなことにならないようパラオ語の辞書、買っておこう。

2011年10月12日水曜日

復帰 (本日401日目)

昨夜、ミクロネシア旅行から帰ってきて、早速今日から職場に復帰しました。ただ、微妙に身体が時差ボケを起こしているらしく・・・・だるい。とてつもなくだるい・・・。

ヤップでもポンペイでも眠り過ぎるくらい寝ていましたが、今日も早めに寝ます。早くペースを普段の生活ベースにのせなきゃ。

Pohnpei to Palau,あるいは旅の終わり(本日400日目)

 10月11日。前々から楽しみにし、そして励みにもしてきた今回のヤップ・ポンペイ旅行も今日が最終日。昼過ぎにはグアム行きの飛行機に乗りました。

 ミクロネシアはパラオの隣国ですが、それでもカルチャーはパラオのそれと大きく違います。またヤップとポンペイでもかなりの違いがあります。それが、たまらなく楽しく感じる旅でした。

 そして、たくさん刺激と感動をもらい、大好きなモノと大好きな人にたくさん出会えた旅でもありました。

私の任国外旅行に使える残日数は20日。「別の国にも行ってみようかなあ」と思っていたのですが・・・でもまたヤップとポンペイに行きたい。それならいっそチュークにもコスラエにも足をのばしてみようか?こんなことを考えるだけでも旅はもっと楽しくなります。

 また、今回利用したコンチネンタル航空。整備士さんや、帰りの飛行機で出会った非番のパイロットさんといろいろ話すことができ、一気にコンチファンになりました。またコンチを使ってどこかに行きたいです。
 旅は、ひょっとしたら中毒性があるかも、です。

DOE訪問 (本日399日目)

 10月10日、月曜日。今日も午前中は澤紙隊員のアワック小学校におじゃまし、そして午後は同じく協力隊員が配属されているDOE(教育局)を訪問。DOEとはDepartment Of Educationの略。
 ミクロネシアの場合、各島にDOEがあり、それを統括する形でMOE(教育省)があるようです。

で、DOE.私の所属するMOEと機能はさほどかわらないように見えたのですが、パラオMOEと違うのは、カリキュラムとアセスメントを行うセクションが同一であること。パラオMOEは、たしかにカリキュラムを作成し、アセスメントまでは行うのですが、評価は別のセクションが行うことになっています。

 現在、パラオ、ミクロネシア、マーシャルで学校隊員ではなく、教育行政にかかわるJICAボランティアは、それぞれの国で一名のみ。他の国の教育行政機関も訪問することができ、ラッキーでした。

小休憩(本日398日)

 10月9日、日曜日。すでに宿泊先はヴィレッジホテルからJICAドミトリーに移動して再びのんびりしています。昨日の祭りの刺激があまりにも強く、「これは今日はのんびりした方がいいかも」と、一日ドミトリーに一人でいました。

 これが楽しいのなんのって!

まず、雑誌が豊富にある。だいふくくらら、日本では「雑誌魔」と自称していたくらい、雑誌はよく読んでいました。「そんなの読む年齢じゃないでしょ」と言われながらアンアンを読み、実際の生活に役立てようと「日経woman」を読む日本での生活…。それが、ここにもある!!というわけで、心おきなく一人雑誌をソファに寝転びながら読んでいました。

さらに、マンガもたくさんある!!普段のパラオ生活で恋しかったのが手塚治虫の「ブラック・ジャック」でした。これは、小学生のころから大好きな作品。とくにブラック・ジャックとピノコの関係が大好きでした。それも3冊+別冊を発見!これも心おきなく読みました。

正直「パラオに戻りたくない」と思ったドミトリーでの時間でした。

The traditional festival (本日397日目)

10月8日、土曜日。今日はキチ村に暮らす隊員のお誘いで村特有の伝統的なお祭りを見に行きました。これは、各家庭からナンマルキ(酋長)にささげられる豚。

            サカオ(大洋州特有の飲み物。鎮静効果がある)もささげられます。

各家庭から供出される献上品の数々。これらはすべてナンマルキのもとへ。で、そのあとはまた家庭に配分された、のかな?


                        男性たちは豚を解体し、

                          女性たちは踊る


                      子どもも踊る、踊る!

              祭りの終盤になって、サカオ作り。根っこを砕いているところ。



いやーすごかった。


















Awak Elementary School (本日396日目)

これはたしか2年生での授業。ポンペイ人の先生とのチーム・ティーチング。

 時にはこのような個別指導も必要。先生も真剣、子どもも真剣。


 10月7日、金曜日。今日は午前中、同期の澤紙(たくし)秀典隊員の配属先、アワック小学校を訪問しました。参観したのは澤紙隊員による授業。澤紙隊員も私と同じ現職教員参加制度による協力隊参加で、沖縄県からの参加です。

 初めて澤紙さんの授業を参観しましたが・・・・・・驚きました。彼、なんとポンペイ語と英語を自由に操って授業をしていたのでした。それも、高学年になればなるほど英語でのコミュニケーションを増やし、逆に低学年であればポンペイ語を増やすというバランスも考えて授業をしていたのでした。

 普段のパラオ生活で、パラオ語と言えば挨拶と自己紹介くらいしか話せない自分にとって、澤紙さんの授業は、「すごい!」の一言に尽きます。


 同期の授業は自分にとってもとても刺激を受けるもので、瞬時に「自分も頑張らなきゃ」と思わせてくれるものです。また、授業後、しばらく算数の指導について話をしたのですが、それもまたお互いに「頑張っていこうね」というエールが会話の裏に隠れていたりするので心地のいいものです。


 澤紙さん、本当にありがとうございました。これからもお互い一教員として精進できたら嬉しいです!



オーミネ小学校と昼寝(本日395日目)

10月6日、木曜日。午前中はオーミネ小学校見学。急遽丸山晴子隊員と1クラスあたり10分でミニ授業をやることに。テーマは「日本語でのあいさつ」。中にはメモをとってくれる生徒もいました。

で、午後。宿泊先「ヴィレッジ」のレストランで。この風景を見ながら一人で食事。これも幸せ。




そのあと。自分の部屋に帰って熟睡。しかも起きたらもう夕方・・・・。このホテルに泊まっていてのんびりしないのは逆にもったいない。一方で「私何でこんなによく眠れるの?!」と不安になったりして。


※※※

 

実際、今回の旅で思うのは「やたらよく眠れる」ということでした。ヤップで熟睡、ポンペイでも熟睡。パラオでそんなに気をはって生活しているわけでもないのですが・・・でも、ここ最近は自分のアパートメント周辺で立て続けに犯罪が起きているので、(しかも内1件の被害者は私・・・)無意識のうちに緊張していたのかもしれません。
健康管理にも役立つ旅、です。

Yap to Pohnpei(本日394日目)

ポンペイのオーミネ小学校にて。同期隊員、丸山晴子隊員によるワークショップ。村落開発普及隊員とのコラボレーション。混ぜているのはタロイモの粉とバナナをつぶしたもの
 画像が横になってしまっていますが…簡易オーブンで焼いて・・・・



できあがり!タロイモ粉を使っているとは思えないおいしさ!


※※※


10月5日、今日は移動日。ヤップから途中チュークを経由してポンペイに着きました。コンチネンタル航空は整備士を一緒に搭乗させ、各島の空港で降機してもらい、40分程度で整備し、そしてまた搭乗してもらうというシステムをとっているのですが、今回、私はその整備士さんと席が隣同士になりました。日本人整備士で、飛行機のこと、コンチネンタル航空のこと、いろいろなお話を機内でうかがうことができ、楽しい時間を過ごしました。


しかし


なかなか飛行機がポンペイに着かない・・・・なんでも整備士さんの話では「悪天候なのでパイロットが着陸するかそれともチュークに引き返すかで決心がつかないのでは」ということでした。燃料の関係上、先のクワジェリン(マーシャル)には遠すぎて燃料が持たないし、このまま旋回を続けていても燃料切れになってしまう、と・・・。私と整備士さんで島影を追いつつ、最終的には約30分遅れで飛行機はポンペイに着きました。

 空港では同期隊員がお迎えに来てくれて、そのまま一緒にもう一人の同期がいるオーミネ小学校へ。"Go Local! Go Math!"という村落開発普及隊員とのコラボレーションワークショップを見学させてもらいました。パラオには村落開発の隊員はいないのでこれはとても新鮮なワークショップ。出来上がったケーキもいただいてしまいました。ごちそうさまでした。


 夜は宿泊先のヴィレッジレストラン。広域研修以来のヴィレッジ。ほとんど寝ないままでの移動だったので、半眼になりながらみんなの話を聞きつつ・・・。でも楽しいひと時でした!













ヤップ隊と恋話 (本日393日目)

 ヤップ島の旅行では、マープというエリアにあるヴィレッジ・ビューというコテージに2泊、そしてその後はJICAドミトリーに泊まっていました。このドミトリーが結構いい感じで、何でも話せる雰囲気を醸し出していました。
 そんな訳で、ドミではみんなで恋話。あとは、他愛もない話。ただ、この恋話は1週間も続けていたらたぶん熱出すかも(笑)

Stone Money Path(本日392日目)

10月3日、月曜日。今日は一日SV(シニア海外ボランティア)の奥様にヤップ島を案内していただきました。これが有名な石貨(ストーンマネー)。私の背よりも大きいです。


 ストーンパスと言われる小道。日本の古道みたいです。



 これもストーンパス。



最後はローカルフードのランチセット(と言っても食べたのは15時すぎ)でしめ!


2011年10月5日水曜日

Palau to Yap(本日391日目)















 10月2日、深夜。パラオからミクロネシアのヤップ島に向けて出発。アイランドホッピングの時はどうしても深夜便の出発となり、睡眠時間を確保するのが難しいです。今回は、現地時間の5時ごろにヤップ島北部にあるリゾートホテルに到着。ミクロネシア・ヤップ州同期隊員の「しみお」(清水香織隊員)に全面的にお世話になりました。まだ夜明け前だというのに空港に迎えにも来てもらい・・・・本当に恐縮です。
 現地では、しばらく寝てからみんなでのんびりとバーベキュー。同期のSV(シニア海外ボランティア)の方にも1年3カ月ぶりに再会できて、感無量です。

 今回の旅の個人的なテーマは「のんびり・ゆっくり・まったり」。no planを敢えて楽しむ旅です。

2011年10月1日土曜日

Off Island (本日390日目)

 今日、土曜日。いつも通り補習校での授業を終え、旅支度を整え、今はJICA事務所が入っているホテルをデイユースとして使っています。
 今夜から任国外旅行に出かけます。場所はミクロネシアのヤップ島とポンペイ島です。約10日間の一人旅。とはいえ、ヤップでもポンペイでも現地隊員に会う予定なので賑やかな旅になりそうです。

 ブログの更新が遅れるかもしれませんが、後から更新しますので引き続きご愛読の程を!
ではでは 行ってきます。