2011年3月25日金曜日

今後の道標(みちしるべ)(本日199日目)

 今週は日本の大学の先生がパラオに調査に来られており、アルモノグイ小学校、そしてコロール小学校とObservationをしています。今後、パラオの教育隊員はどのように活動していったらいいのだろうか?「教育」は、目に見えないものだけに、ここのところ、みんな悶々とした気持ちを抱えていたのでした。
 そんな中、先生からいろいろ助言をいただくことができました。

・パラオの算数教育は、もはや「開発途上国」としての教育ではないかもしれない。教材もある程度あり、先生方の指導法もある程度確立しているように感じる。

・しかし、日本の学校が抱えている問題と同じように、できる児童とできない児童との差が歴然としており、教員にとっては非常に大変な状況である。

・なので、習熟度別の指導形態を取り入れてもいいかもしれない。

・一方で、学級経営については、教員の力量がまだまだ、といったところ。今後、学級経営の観点からの活動も必要かも。

・いまのJICAパラオ算数部会の方向性は間違っていない。そのまま進めていけるといい。

なんだかほっとしました。時に活動は自分自身を近視眼にしてしまいます。折に触れて、第三者の視点をもらうことは重要だなあ、と感じた一日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿