2011年12月31日土曜日

2011年を振り返って (本日492日目)

今年もあとわずか。コロール在住の隊員たちはバケーションでほとんどの人がガラルドというパラオバベルダオブ島(本島)北部にある州のコテージに行ってしまいました。私は無理をせず、コロールでのんびりしています。

 私の場合、今年は「任期短縮の勧め」で幕を開けました。訓練中にまさか救急車で運ばれる自体も想定していなければ、こちらパラオに来て病気が再発したことも想定しておらず、まさに「想定外」の一年でした。東日本大震災のことも含め、「もう帰国した方がいいのか」と、数え切れないほど思いましたが、気が付いたらこの年末まで来てしまいました・・・。

 無理をしているつもりはないのですが、でもぎりぎりまで頑張りたい。任期短縮帰国をするなら、私だけでなく、都教委(だいふくくららは東京都教育委員会に所属する教員なので)も納得した状態で帰りたい。そんな思いで一年を過ごしました。
 では、パラオで持病があるから何もできなかったのか、と言うとそうでもなく、MOEでの活動はほとんど休むことなく、「しなければいけないこと」は、ほぼこなすことができました。泣く泣く断ったのは本島最北端にあるガラロン小学校へのobservationくらい。
 そして、成果としては、ミクロネシア・ポンペイでの広域研修への参加、複数校にわたるobservation, demonstration,feedback,そしてSingapore math teachers trainingへの講師としての参加、math songsの全国放映など、多岐にわたり、かつダイナミックに活動することができました。
自分で言うのもなんですが、本当によく頑張った、と思っています。

 ただ、ここから先は一カ月に50錠近くの鎮痛剤を飲みながら活動するのはちょっとツライ。
来年(と言っても明日からスタートですが)は、健康第一、まずは身体とココロのメンテナンスから始めたい。
 というわけで、パラオ隊のみなさん、ここ最近付き合い悪くてごめんなさい。だいふくくららは、コロールで養生したのち、1月5日より特例措置で一度日本に帰ります。

 さて、今年一年、このブログにお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。活動のこと、日々の生活のこと、そして自分の心の中のこと、不特定多数の人に見られてもいい範囲でほぼ毎日記録していきました。(何しろ「日記」ですからね)
また来年もできる範囲でパラオのこと、活動のこと、お知らせできたらと思っています。
来年は自分にとってはHand over(引き継ぎ)の年!!いずれにしても3月で任期満了なので、次の方にうまくバトンタッチしたいと思います。

 今年一年大変お世話になり、本当にありがとうございました。
 どうぞよいお年をお迎えください。そして、また来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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