2011年6月13日月曜日

JICA math seminar 二日目(本日275日目)

 マーシャル人の先生。オープンクラス(授業公開)の一コマ。



対象児童はコロニア小学校の児童。つまり、初顔合わせでの授業。manipulative materials(手で操作できる教材)を使っての授業。


 広域研修(JICA math seminar in Pohnpei 2011)2日目。今日のメインコンテンツはオープンクラス(授業公開)の実際を見ていただく、というもの。マーシャル隊員からの提案により実現となりました。担当する先生はマーシャル人、児童はポンペイの児童。慣れない中、先生も子どもたちも本当によく頑張ったと思います。英語を使った授業とは言え、マーシャルとポンペイではアクセントが違い、また学級経営のための積み上げがない中での授業、加えておそらく50人以上の人が見学している中での授業・・・担当した先生はよくプレッシャーにつぶされなかったと、頭の下がる思いです。もし、自分だったらこの役割を引き受けたか?そう思うと本当に言葉もありません。

 授業公開後のレビューセッション(研究協議)も非常に活発な意見交換がありました。時間が足りないくらいでした。ただ、特徴的だったのは、Improvement Points(今後の課題と思われる点)のディスカッションになると、とたんにしゃべらなくなる点。「課題」は決して「批判」じゃない。これは、全体の前で伝えたかったのですが、時間も足りなかったので、後で今回の授業を担当された先生に個人的にお伝えしました。

 その他も内容いろいろ、夕食を兼ねたレセプションも盛り上がり、中身の濃い2日目でした。

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