2011年2月28日月曜日

時間(本日175日目)

 今日も病院通い。そのため、10時過ぎに家を出て、JR総武線幕張本郷駅で電車を待っていました。
ごく普通に電車はホームに入ってきたのですが、すぐにアナウンスがありました。

 「1番線三鷹行きは1分少々遅れての到着となります。遅れての到着、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。・・・・」


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・・・・・・・・

「1分少々遅れて、なんて遅れた内に入らないですから!パラオ普通に40分ないし1時間以上遅れますから!!」

と、心の中で太字ゴシック体で叫んでいただいふくくららなのでした。

2011年2月27日日曜日

のんびりしたかった・・・のに(本日174日目)

 日曜日。今日は、あえて何も予定を入れませんでした。病院通いもなし。悩んだのですが、友達にあうこともしませんでした。アクティブに動いたとは到底言えない散歩だけを午前中にしました。

 あとはのんびりゆったり・・・と思っていたのですが、午後になって、母から「手伝ってね」と一言。
「確定申告の入力を手伝ってほしい」とのことでした。
そうか・・・時代はe-Taxとなっていたのでした。

ひたすらレシートに記載されていることを読み上げる母。
ひたすらキーをたたく私。
そして
座イスに座ってうたた寝している父。
「我関せず」と自室にいる弟。

・・・・ある意味、これは平和の構図?!

(追伸)その後、なぜか両親と私で駅前のプロントにお茶をしにいったのでした。しかも大真面目に3人で日本の国際協力の仕方について語り合ったのでした。3人ともそれぞれに思うところがあったようです。

2011年2月26日土曜日

病院その2そしてヨガコンセプトスタジオ(本日173日目)

 今日も昨日とは別の病院にて受診。今日は問診だけで済みました。とても優しそうな男性のドクターで、とても話しやすかったのがありがたかったです。日帰り手術も勧められたのですが、それも別に緊急性はないとのことなので、今回は見送り。薬も処方されず、診断書だけもらって帰ってきました。

 その後は、偶然にも私のヨガの師匠、Y先生がヨガのコンセプトスタジオをオープンしたので遊びに行ってきました。久しぶりの青山です。そして久しぶりに先生やヨガ友と逢いました。久々なのですが、気持ちは一気に一緒にヨガを学んでいたころに戻るのですね。心地良いひと時でした。

 そして本日の「しめ」はやはり、書店。私の一番のお気に入り、青山ブックセンターで長い時間を過ごしました。前々から読みたかった野口晴哉の「風邪の効用」という本を購入。今から読むのを楽しみにしています。

2011年2月25日金曜日

病院 その1 (本日172日目)

 今日から病院通いです。この9日間に、3つの病院で受診予定。今日は、その1つ目です。
当然と言えば当然なのですが、日本語で受診できるという安心感。これは本当に大きかったです。
聞きたかったことをすべて尋ねることができました。

 病院の帰りは本屋さんへ。自分の今、抱えている状況に対しての本を買いました。本当はもっと本屋にいたかったのですが・・・・早めに帰りました。
 また明日も別の病院で受診予定です。

Off Island(本日171日目)

 昨日、千葉の実家に戻ってきました。デルタの早朝便、4時25分パラオ発で帰国。成田到着は9時9分。5時間弱のショートフライトですが、パラオと日本の気温差は半端ない。

 さっそく実家のこたつに首までつかりました。そして、お風呂からはなかなか上がれず・・・。
この寒さがつらいです。

 今回の一時帰国は9日間。その間、病院に行ったり、買い物をしたりしたいと思います。
ちなみに
 「国を離れること」をパラオではよくOff Islandと言ったりします。

2011年2月23日水曜日

Ibobang High School Observation(本日170日目)


 今日は、イボバン高校での学校視察の日でした。この高校、正式名称は「モデクゲイ高校」、愛称が「イボバン高校」です。「モデクゲイ」とは、キリスト教を土台としたパラオ独自の土着の宗教のことをこう呼んでいます。パラオ人は時に「パラワン・レリジョン!(パラオの宗教!)」と胸を張ってこう答えます。

で、「イボバン」。「イボバン」とは土地の名前で、ガスパン州にあるモデクゲイ発祥の地です。なんとなく州の名前よりイボバンの名前のほうが有名なような気がします・・・。


 自分にとっては初めてのイボバン高校の学校視察。フィリピン人教師による世界地理の授業を視察させてもらいました。

 生徒たちは本当に静かで、教師の動きにも協力的。とても和やかな授業でした。個人的な意見ですが、イボバン高校を一言で表すと、「静謐」でしょうか。特にオフィスはそう感じました。


 もう少し宗教色が強いのかな、と思っていたのですが、そうでもなく、授業はごく一般的な授業でした。

またお伺いすることがあるかもしれません。」その時はよろしくお願いいたします。

2011年2月22日火曜日

Observation whole day! (本日169日目)

 昨日一緒だった日本からいらした大学の先生と一緒に終日授業視察をしました。普段は自分の立場上、Math Lessonに限定されているのですが、今日は、目的が全く違うため、いろいろな学年、いろいろな教科の授業を観察でき、今日もまた有意義な日でした。しかも一日で3校まわってしまうというアクティブな日!

 GBH小学校→アイライ小学校→コロール小学校

中でも特に感銘を受けたのは、アイライ小学校での同期隊員、K君がティームティーチングで参加している授業です。
アイライ小学校は、9月にも視察に行っているのですが、その時と比べて断然授業の質が上がっているのです。これは、彼の努力の賜物以外、何物でもありません。同期隊員として彼がそこにいてくれることを本当に嬉しく思いました。

協力隊がいる意義って、絶対にあると思う。教育は目に見えないものだけに大変な部分もあるのですが、でもそれでもこうして任国で活動を続けていく意味って、あると思う。

そんなことを強く感じた一日でした。

Meeting(本日168日目)




 月曜日のことです。
 初めて大臣室を借りてミーティングの席を設けました。セッティングは私。もともと日本の大学から先生が調査のために来られていて、いろいろな聞き取りを希望されていたためのミーティングです。

 短時間で準備した割には、本当にスムーズにいって私としても嬉しかったです。

 あと、気付いたこと。

 まだパラオに半年しかいない、と言ってしまえばそれまでですが、とにかくまだMOEのことを自分自身が知らないということ。先生の聞き取りの席で「え?!そうなの?!」ということが多かったです。
 そんな意味でも、私にとっても今日のミーティングは有意義なものでした。

 夜のごはん会も2度目の「こうもり」が食べられ、有意義でした。

2011年2月20日日曜日

ヨガとエステ (本日167日目)

 日曜日。久しぶりに長い時間ヨガの練習をしてみました。
無音。自分の内面に集中。で、リフレッシュ。

 午後。久しぶりにエステに行ってきました。
ヒーリング音楽がかかっているので、無音ではないけど、無言。ヨガと同じく、黙っているので、結局自分の内面に意識が向く。

 どちらも癒されるのですが、でも自分の内面に集中している時って、嫌なことや悲しい感情がわき出てくるという体験、ありませんか?

 今日のこの2つ、まさにそんな感じでした。きっと気持ちもクリーニングしているのでしょうね。
明日からも元気に活動できそうです。

2011年2月19日土曜日

予定のない土曜日(本日166日目)

 久しぶりです。何も予定のない土曜日。補習校もあらかじめお休みを取りました。起床は8時過ぎ。普段は5時台に起きているので、ここまで寝坊するのも久しぶりです。
 掃除、洗濯、そして料理、紅茶の作り置き、ブログの更新・・・・一気に気になっていたものが片付いた感じです。こういう日も大好きです。

Everybody bubbling!!(本日165日目)

 昨日、金曜日のことです。その前の日、GBH小学校に視察で一日行っていたわけですが、夕方になってMOEに戻ってきたところ、急に大きい仕事をふられました。
 先日行われたMath Pilot PAT(パラオアチーヴメントテストの算数試行版)のバブリングをしろ、というものでした。
 バブリング。これは、マークシートの回答を黒く塗りつぶす作業の事を言います。動詞は「バブル」。これ、ワークシートなどの○付けも「バブル」と言っています。
 では、なぜ我々MOE職員がバブリングをするのか?私のカウンターパート、Hadleenに聞いたところ、「子どもはよくつけ間違いするから」とのことでした。
 でも、それなら、
マークシート方式にする意味ないじゃない!と声を大にして言いたいのですが・・・ここでそれを言ってももめるだけなので黙って仕事。結局、約100人分の塗りつぶし作業を終え、チーフに提出しました。

・・・絶対言う。後で。こんなの意味ないって言う。

GBH elem.school observation(The 164 days today)


On thursday, I went to GBH elementary school for Math class lessons observation,with Melanie and Sarah.GBH stands for 'George B. Harris'. There is at central area,Koror.

GBH studenats are very cheerful! and so cute!! Actually,I miss teaching .....


木曜日にGBH小学校に算数授業の視察で伺いました。同じ算数スペシャリストのメラニー、そしてサラも一緒です。GBHとは「ジョージ・B・ハリス」の略。コロール中心部にあります。GBHの子どもたちはとても陽気!そして可愛い!!正直、教職が恋しくなります・・・・

2011年2月16日水曜日

中継ぎ隊員 (本日163日目)

 今日でひとつ年をとりました。
 多くは語りませんが、JOCV(青年海外協力隊員)としては、受験年齢対象外の年齢になりました。
で、その一方、
 SV(海外シニアボランティア)は、今日をもって受験できる年齢になりました。
と、書けば、わかる人にはわかってしまいますね。

では、私は現在JOCVとしてパラオにいますが、今日から自動的にSVになるのか?というと、そんなことはなく、任期中はJOCVとしての活動になります。
SV対象年齢なんだけど、JOCV。JOCVなんだけど、SV対象年齢。

 これからは、JOCVとSVを結ぶ「中継ぎ隊員」としても一層精進していきたいと思います。

2011年2月15日火曜日

置いてけぼり(本日162日目)

 Math pilot PAT(算数のPalau Achievement Testの試行版)2日目。私はバベルダオブ島の中央部にあるイボバン小学校で試験監督をする予定でした。小規模校なので一人での試験監督です。

 ですが・・・

朝、出勤すると英語スペシャリストのApoしかおらず、しかも前日に自分の机に用意していたイボバン小学校用のテスト用紙が影も形もない・・・
なんで?!どうしよう?!

あわててApoにいろいろ尋ねてみましたが、「よくわからない」とのこと。次いで、私のカウンターパートや同僚の出勤時刻を調べてくれましたが、なんと彼女たちは6時台に出勤していたことがわかりました。
どうやら置いてけぼりを食ったようです・・・。

午後。同僚のメラニーが帰ってきました。開口一番、「ごめん、謝らなければ」とメラニー。
「こちらこそ、ごめんなさい。今日、イボバン小学校に行くことができなかった」と私も謝りました。

事の次第はこうです。
・もともとバベルダオブ島への出張は7時にはMOEにいないと間に合わない。
・そのことをだいふくくららに伝えるのを忘れていた。
・しかも今朝はひどいスコールでだいふくくららは出勤できないだろうと思った(スコールの中でのラップトップ持参出勤は危険!!)
・なので、机の上にあったテスト用紙を持っていき、試験監督はセクレタリーのYaochにお願いした
・できないことは助け合うのがMOE

良かった・・・無事テストが終わっていて。また、自分の見通しの甘さを痛感しました。最後の「できないことは助け合うのがMOE」という言葉に救われたのですが、でもこれに甘えないようにしたいと思います。ただでさえ、言語の壁をフォローしてくれている同僚なのですから。

この次はしっかり試験監督をしたいと思います・・。

2011年2月14日月曜日

困難 (本日161日目)

 今日から一気に活動モード。午前中はMath Pilot PATでコロール小学校へ。いわゆるPAT(Palau Achievement Test)の試行テストだったのですが、私はその試験監督でコロール小学校へ行っていたのでした。私は2年生4クラスの試験監督。最初に私のカウンターパート、Hadleenがパラオ語で手順や注意点、時程を説明したのですが・・・・
 1クラス目:テスト開始時間だというのにまだ配っていない。しかも担任がクラス児童の名前をテスト用紙に書いてあげている
 2クラス目:スクラッチペーパー(計算用紙)がまだ配られていない
 3クラス目:2クラス目に同じく
 4クラス目:テストをする気配すらない。担任がPATのやり方自体理解しておらず、私が英語で子どもたちに説明。テスト用紙を担任がうまく配ることができない(虫食いのように配られていない子がちらほら)
 う~ん、微妙だなあ・・・・。いろいろ課題がありそう・・・。日本の、あのピーンと空気の張った感覚と言うのはまるでなく、子どもたちはテスト中でもしゃべりっぱなし。たまりかねてBe quiet!!!と何回か言ってしまっただいふくくららでした。

 午後。JICA Palau 事務所にて今後のことについて相談。今、だいふくくららは「現地業務費」と「『世界の笑顔のために』プログラムによる教授用算数セットの申請」と、二つの申請を同時におこなっているのですが、その二つに対して、
「で、一体算数部会としてシンガポール版算数教科書に対して何をしたいわけ?それがこの申請書からは見えてこない」
「で、誰が困っているの?困っているのは誰なの?」
「この書き方だと別に申請しなくてもいいんじゃない?と思われてしまうよ」
・・・と、もうノックアウト寸前までいろいろ言われました・・・。(注:ここでいろいろ意見を言っているのはボランティア調整員。とてもいい方です。誤解のないように☆)

 こんなこと書いたら、「こんなことでノックアウトだなんて弱いねえ」と、また調整員に言われてしまいそうですが、でも、つくづく「国際協力」も「遠くを見て活動する」ことも、できてないなあ、と、結構凹んだ私です。
 書類ひとつ書くのに一体どれだけ時間かけているのか?!でも、めげずに頑張ります。

ガラルドだらだら(本日160日目)








 週末1泊2日でバベルダオブ島の北部にあるガラルドという場所で写真の通り、だらだらしてました・・・・。


2011年2月12日土曜日

だいふくくららの国際協力(本日159日目)

 昨日、ブログを更新しなかったので、今朝になって、ここしばらく思っていることを書いてみようと思います。
 だいふくくららは、今、縁あってここパラオ共和国という国で教育隊員として日本政府が主催する国際ボランティアをしていますが、では、そうまでしなくては国際協力ってできないのか?などと考えています。

 もともと私の実家は「国際協力」に関心のあった家みたいで、父は長年「フォスター・プラン」という国際協力に参加していました。スリランカの子供に「フォスターペアレント(里親)」としてお金の送金をしていました。そして母。母は、今もUNHCRのマンスリーサポーター。私も10年以上「シャプラニール」というバングラディシュ・ネパールを支援するための団体のマンスリーサポーターをしています。そして、たまに青山に行けば「ピープル・ツリー」に立ち寄っていろいろ買いものをしたり・・・。

 ザ・「お茶の間国際協力」。日本にいながらにして時々心地よく「国際協力」をする、そんな日々もよかったなあ、なんて最近思います。
 とは言え、別にここにきていることを後悔しているわけではないのでご安心ください。
ではでは~

2011年2月10日木曜日

パラワン・レディーストーク(本日158日目)

 相変わらずPAT(Palau Achievement Test)の準備で忙しいMOE.今日はPilot(試行テスト)のパッキング作業をしました。
 実は、私の所属するカリキュラム指導課はなんとスタッフ全員が女性。なので、みんなおしゃべりが大好き。今日のパッキング作業が終わってからは、話は何故か南西諸島の話へ。昨日のブログでも登場している算数スペシャリストのメラニーが、南西諸島の一角にあるソンソロール島の出身なのです。
 故郷がソンソロールにあるのに、スピードボートでも24時間かかってしまうという位置にあるのでなかなか帰れないらしい。私のカウンターパートのハドリーンも、パラオ生まれのパラオ育ちながら、ソンソロールには行ったことがないのだそうです。今、私の中でもブームになっているソンソロール島。そんなわけで、こんな話の展開になってしまいました・・・・。

(実際の会話は全て英語です)

 「だいふくくららは日本人のお金持ちの男性と結婚して、豪華客船を買うの。ラブ・ボートね。そして新婚旅行でソンソロール島に行くといいわよ」(ハドリーン談)

 「日本って、実は今あまりお金持ちじゃない国だよ。だって不況だし。あ、○○さん(←JICAパラオ関係者の名前です)ならひょっとしたらお金持ってるかも。たぶん、たぶん、ね」(だいふくくらら談)
 
「え?!○○さんはお金持ち?!じゃあ私第二夫人になる」(メラニー談)
 「じゃあ私は第三夫人やる」(だいふくくらら談)
 「旦那を殺して○○さんと結婚する(笑)」(メラニー談)
 「第二夫人に第三夫人・・・・う~ん、ナイスガイ」(セクレタリーのロレッタ談:彼女もソンソロールの人です)

さて、ここで問題です。○○さんとは一体誰なのでしょうか???

しかし、日本もパラオも「お金」の話が絡むとがぜん会話が盛り上がるのは同じみたいです・・・・。
あまり品のある話ではないんですが~・・・・。

 

2011年2月9日水曜日

ばたばた 再び (本日157日目)

 この前の算数部会が終わるまではなんとなくのんびりしていて、そして「一体どこからとっかかっていけばいいかわからない」というような日々が続いていたのですが、にわかにあわただしくなってきました。
 現地業務費の申請。「世界の笑顔のために」プログラムによる申請。PAT(Palau Achievement Test)のための会議。そして、Singapore Math textbookの導入に向けて。他、いろいろ・・・・。

 具合悪くなっている暇ないじゃないの、だいふくくらら。

 というわけで一時帰国までは、そして帰国後もまだまだ頑張りますよ!!

Melekeok elementary school observation(本日156日目)












 2カ月ぶりのschool observation!! One-day bussiness trip!!(学校視察!!一日出張!!)
というわけで、昨日の話。一日マルキョク小学校に出張していました。
 授業の様子もなんなので、今回は学校の看板、校内から見た外の様子、そしてランチの様子をアップしました。
1枚目:学校の看板。「1946年創立」と書いてあります。終戦後すぐ建てられたのですね。
2枚目:校内からみた外の様子。とてものどか。
3枚目:ランチの時にご馳走になったもの。実はこれ、ウミガメの煮物です。カヤンゲル島出張の時に食べたのとは違い、こちらは内臓を全て取り除いて煮てありました。鶏肉に似た味で美味!!
4枚目:ランチの時に出たもの。タピオカ、そして魚です。その他、チキンを丸ごとゆでたもの、魚のあげたもの、私はいなりずしを大量に作って持っていきました。そして、ウミガメ、です。パラワンスタイルの超豪華ランチでした。
5枚目:今回同行したスタッフです。写真右から、私の同僚、算数スペシャリストのメラニー、社会科スペシャリストのピラ、そしてマルキョク小学校の校長先生です。
さて
「パラオの首都ってコロールでしょ?」と思っているそこのあなた。その情報は古いです。
実は、パラオ、2006年に首都をコロールからここマルキョクに代えたのでした。遷都です。なので、ちょっと車を走らせると、立派なガバメントビルディングが見えてきます。
でもマルキョク。まだまだのどかでとても良いところです♪



 

2011年2月7日月曜日

The internet(本日155日目)

 インターネット。以前、同期隊員でキルギス派遣のT君から「だいふくくららさんは毎日ブログを更新しているし、ネット事情ってパラオはいいんだと思っていた」と言われたことがあったのですが、実際はその逆で、ここMOE(教育省)のネットはuseless.接続速度が遅くてもつながる時はまだいい方で、全くつながらなくなる時も結構あります。
 で、今日。午前中はなんとかつながったのですが、午後は壊滅状態。仕方なく私のカウンターパートに許可をもらってJICA事務所のとなりにある隊員連絡室で仕事をしていました。
 「どうやらPNCC(テレコミュニケーション系の供給公社)の方でネットを止めているみたいだよ、連絡室は別ルートでつないでいるので大丈夫だけど」とはボランティア調整員さんの話。
 日本だったら「停電します」とか、事前にお知らせのチラシなどが入ったりするけど、ここパラオはそれもなし。
 加えて、ここしばらくはネットどころか、停電も頻繁。
日本では当たり前のように使っていた電気もインターネットも、ここでは「当たり前」じゃない。それを強く感じた時、「やっぱり私は開発途上国で暮らしているんだなあ」と実感します。

 ・・・・開発途上国・・・とは言え、最近観光客結構来るけどさ。

2011年2月6日日曜日

予防接種 (本日154日目)

 昨日に引き続き、だらだらな日曜日。でも、今日は念願かなって(?!)やっとインフルエンザの予防接種に行くことができました。
 インフルエンザ予防接種。なんと、国民、そして外国人居住者も接種料は無料!!パラオ政府、太っ腹です!!
 で
接種会場であるパラオ唯一のカルチャーセンターに行ってきました。問診の席で、自分のハムレット名(住んでいるところの集落名)を答えられなかったり、今日に限って服薬していたので、接種していいのかどうかで確認作業に手間取ったりしてなかなか受けられなかったのですが・・・・どうにかこうにか終了しました。

ところで

 自分の住んでいるところのハムレット名はNgerbechedという名のハムレットであることがわかりました。読み方を教えてもらってきたのですが、もう読めません。パラオ語って本当に難しいです。

2011年2月5日土曜日

気まぐれ土曜日(本日153日目)

 いつものように補習校で授業。が、自分の担当しているこどもが来ないので、ペアを組んでいる先生にお願いして中座。初めてエピソンミュージアムへ。だいふくくららはパラオのパーミット(在住許可証)を持っているので、入館料はただ。が、あまり見ごたえはなし・・・・。

 午後は、ボランティア調整員さん主催のパソコン教室に参加。ついでに調整員さんに私のラップトップの中身をクリーンアップしてもらう。これで容量が増えました♪ありがとう、T市さん。

 帰宅後。無性にお腹がすいていたので早めの夕食。炊きたてのご飯に日本風カレー。そしてお散歩がてらカフェに行き、一人でお茶。帰路に隊員連絡室によってメールをしつつ、他の隊員とおしゃべり。

 予定のない久々の土曜日。のんびりゆったり♪

2011年2月4日金曜日

算数部会その2(本日152日目)

 54日目にも「算数部会」のタイトルで投稿しているのですが、はて、どんなことを書いたっけ??
約100日ぶりにまた算数部会の話題です。
 今回から部長が私になりました。「任短」の話もちらほらある私ですが、帰らなければならない日まではしっかり頑張りますので、よろしくお願いします。

 さて

算数部会の話。パラオの算数教育は、どうしても課題が山積しており、どこから手をつけたらいいのかもやもやしているのですが・・・・。そんな中、ボランティア調整員の方からこんな話がありました。
「遠くを見て活動するように」
つまり、国際協力の領域では、5年、10年経たないとその成果が見えてこない。目先の事だけにとらわれると成果につながりにくい。一体、パラオの子どもたちに最終的にどんな力をつけたいのか。そのゴールに向かって今、自分は何ができるのか、何をしなければいけないのか・・・

「遠くを見る」・・・これが実に難しく、いつも悩むところです。そして、調整員さんにいつも言われることなのですが・・・。また「目に見える成果」をすぐにほしがるのも私のいけないくせ。うーむ、改めなければ。

まだまだもやもやしているのですが、でも協力隊としての活動をするなら、せっかくなら楽しんでやっていきたいと思います、最後まで。

2011年2月3日木曜日

めざせ!ソンソロール!!(本日151日目)

 午前中、同僚のメラニーと一緒に次のスクールイヤー(日本で言うところの新年度です)から使うシンガポール版テキストブックをパッキングしていたときのことです。彼女の住まいについての話題になりました。
 メラニーは、ソンソロール島の出身。ソンソロール島は、パラオ南西諸島の一角にあり、本島のバベルダオブ島からは350キロも離れている小島です。人口、現在のところ36人。ソンソロール島に行くにはスピードボートでも24時間かかるといいます。
 そんな彼女は、今、エイアンという集落に住んでいます。エイアンは、昔からソンソロールの人やトビ島の人が住む集落です。
 実は、JICAボランティアは、たとえ業務であってもソンソロール島をはじめとする南西諸島には行くことができません。というか、緊急時にJICA事務所のスタッフが助けに行かれないので渡航許可が下りないのです。
 ということをメラニーに言ったら、「じゃあそこで死んだらいいじゃん」ということを英語でさらっと言ったのでした。冗談きつすぎ・・・でも冗談好きのメラニーが私は大好きです。
 ソンソロールには行かれないけど、でもせめてエイアンに行きたい!!
 メラニー、今度エイアンにおじゃまします♪何か好きなもの持っていきますね!!

2011年2月2日水曜日

こうもり (本日150日目)

 今日で丸5カ月!時の立つのは早いです・・・。さて、記念すべき150日目の投稿は「こうもり」になりました。といっても昨夜の話なのですが、とある食事会に呼ばれて「こうもり」を食べました。
 こうもりはこちらパラオではお祝いの時に出されるそうで、スープとして丸のままそのこうもりは入っていました。
 ガイドブックに掲載されている「こうもりスープ」は、湯船に肘をかけて気持ちよさそうにスープにつかっているこうもりが掲載されていますが(←何のことかわからない人はガイドブックを見てね♪)、昨夜いただいたスープは、ピッチリとパイ皮でふたがされており、あたかも「湯がさめないようにふたをしたのだが、こうもりは出られずにそのまま仰向けに浮いていた」といった風情のスープでした。
 味は・・・・これが美味しい!鶏肉のくせをなくしたような味でした。スープ自体もあっさりとした味。
ただ、見た目のインパクトはすごいです。写真を撮りたかったのですが、デジカメが壊れてしまっていて撮れずじまい・・・。一緒に参加した他の隊員から後でデータを借りようと思います。
 なので、
写真のアップはしばしお待ちください

2011年2月1日火曜日

大騒ぎだよ学習指導要領(本日149日目)

 先日、私のカウンターパートから「教科書もシンガポールのものに変わるから学習指導要領も変わるの」と伝えられ、驚愕しただいふくくらら。日本ではあり得ない現象だし、何よりも、だいふくくらら、学習指導要領の作成にかかわったことなど今までの人生で無いです・・・。当り前か。
 で、「なんとかしなきゃ」と、チーフ(課長:私の課には2人いる)のところに行きました。「もう一人のチーフが担当だから、そちらに行って聞いてね」と、別のチーフ。担当チーフのところに行けば、「私は算数の事は分からないからあなたのカウンターパートに聞いて」と言われ、カウンターパートのところに行けば、「これがドラフト(試案)だから」と言って渡された書類は試案でも何でもなく、前回作られたもののコピーでした。

 これはドラフトとは言わんでしょ・・・・前の学習指導要領でしょ・・・・と言いたかったのですが、止めました。
 結局、何も先に進んでいない・・・・。これからしばらくはシンガポール版の学習指導要領を読み込むことにしたいと思います。今後のヒントになればラッキー!です。

 しかし、混沌とした一日でした。しかも、心の中で大騒ぎしていたのは自分だけでした、たぶん。