昨夜、「プロフェッショナル~仕事の流儀」をこちらパラオでも観ることができました。
取り上げられていた職業は、院内学級教師。
院内学級・・・・・それは、だいふくくららがあこがれ続けていた場所で、実際に29歳の時から6年間、都内の小児病院の中にある学校で小学部教諭として仕事をしてきました。
写真は、だいふくくららがどこに引っ越すにしても、必ずそばに置いておく、大切なものです。数年前、当時担任をしていた子から、「先生あげる」ともらったものです。治療の苦しさに泣き、些細なことで大笑いし、とにかく全力で「今」という時間を生きていた子、でした。私は教員と言う職業なので、教えることが本業ですが、今、振り返って見ると、逆に子どもたちから教えられることがはるかに多かったかもしれません。
私が担任を離れた次の年、その子は他界しました。いないのだけれど、でも、今も近くにいる。私自身が日々の生活の中でしんどく思うとき、問いかけることもしょっちゅうです。
「ねえ、君ならどうする?」と。
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