2011年8月27日土曜日

算数部会 (本日354日目)

 昨日、金曜日のこと。終日算数部会がJICA事務所隣の会議室でありました。先月にMOE(教育省)とJICA算数部会との合同ミーティングを開催したのですが、これが、私の予想以上にMOEに対して大きなインパクトを与えたらしく、前回の合同部会後、MOEが行う業務は急速にシステマティックになっていったのでした。
 というわけで、今まで自分が試行錯誤でMOEの中でやってきたことは、おおむねDSM(Department of School Management:スクールマネジメント課)が担当することになり、逆に私はその業務にかかわることができなくなりました。
 部会でも「私の方でこの業務はできなくなりました」とか「私がやってはいけないことに・・・」等という発言を連発してしまい、ややブルーになっていた私。また、算数部会の部員7名中、「学校隊員」ではないのが私だけ。(他のみんなはパラオ国内の小学校の中で活動しています。)議論の噛ませにくさを感じた部会でした。もちろん誰が悪いということは決してなく、致し方のないことなんですが。

 さて、活動のこと。たしかに自分が一生懸命に頑張ることは充実感や達成感もあるのですが、最終的には"Goodbye,JICA"(つまりJICAの支援なしで算数教育の向上がはかれること)を目指さなくてはならない、と個人的には思っています。となると、いつまでも「JICAがやる」では、自立への道は遠のいてしまいます。
 と、思うと・・・この状況は一歩前進なのかな?喜ぶべき現象なのかもしれません。

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