2011年2月14日月曜日

困難 (本日161日目)

 今日から一気に活動モード。午前中はMath Pilot PATでコロール小学校へ。いわゆるPAT(Palau Achievement Test)の試行テストだったのですが、私はその試験監督でコロール小学校へ行っていたのでした。私は2年生4クラスの試験監督。最初に私のカウンターパート、Hadleenがパラオ語で手順や注意点、時程を説明したのですが・・・・
 1クラス目:テスト開始時間だというのにまだ配っていない。しかも担任がクラス児童の名前をテスト用紙に書いてあげている
 2クラス目:スクラッチペーパー(計算用紙)がまだ配られていない
 3クラス目:2クラス目に同じく
 4クラス目:テストをする気配すらない。担任がPATのやり方自体理解しておらず、私が英語で子どもたちに説明。テスト用紙を担任がうまく配ることができない(虫食いのように配られていない子がちらほら)
 う~ん、微妙だなあ・・・・。いろいろ課題がありそう・・・。日本の、あのピーンと空気の張った感覚と言うのはまるでなく、子どもたちはテスト中でもしゃべりっぱなし。たまりかねてBe quiet!!!と何回か言ってしまっただいふくくららでした。

 午後。JICA Palau 事務所にて今後のことについて相談。今、だいふくくららは「現地業務費」と「『世界の笑顔のために』プログラムによる教授用算数セットの申請」と、二つの申請を同時におこなっているのですが、その二つに対して、
「で、一体算数部会としてシンガポール版算数教科書に対して何をしたいわけ?それがこの申請書からは見えてこない」
「で、誰が困っているの?困っているのは誰なの?」
「この書き方だと別に申請しなくてもいいんじゃない?と思われてしまうよ」
・・・と、もうノックアウト寸前までいろいろ言われました・・・。(注:ここでいろいろ意見を言っているのはボランティア調整員。とてもいい方です。誤解のないように☆)

 こんなこと書いたら、「こんなことでノックアウトだなんて弱いねえ」と、また調整員に言われてしまいそうですが、でも、つくづく「国際協力」も「遠くを見て活動する」ことも、できてないなあ、と、結構凹んだ私です。
 書類ひとつ書くのに一体どれだけ時間かけているのか?!でも、めげずに頑張ります。

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