Badek: パラオ語で「葬儀に伴う献金」のこと。パラオ独特の慣習。
今日もMOEでオフィスワークです。先日行われたアイライ小学校でのオープンクラスのレポートが書き終わったのでホッと一安心。で、トイレに行き、戻ったところ、掲示板の張り紙が目にとまりました。
それにはこう書いてありました。
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MEMORANDUM
subject: Badek for Gregory Ksano
A ta er kid er a Gregory Ksano a mlo smecher a ochedal me a kemeldiilel a mo er ngii er a Sabadong(Saturday) el October 8 2011..........
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MOEスタッフ全体に対する周知文書は基本、パラオ語。だいふくくららは、パラオ語がわからないのですが、Badekとくれば葬儀の通知、ということだけは知っていました。
なので、上記の文章を
「グレゴリー・クサノ氏の葬儀は2011年10月8日に・・・・」と、なんとなく読み取ってしまったのでした。
・・・・・・・・って、あのグレゴリーが死んだ?!
グレゴリーはMOEのボート・オペレータ。4月に社会科スペシャリストのPilarと一緒にアンガウル島のアンガウル小学校に出張で行った時にはグレゴリーがボート操縦を担当してくれたのでした。
グレゴリー、まだ若いのに。。。嘘でしょ?!
あいにく私のいるBCI(カリキュラム指導課)のフロアは今のところ私だけ。(←みんな研修に行ってしまったのでした)なので、急いで親しくしているスタッフのいるメディアルームへ駆け込み、その貼り紙を持って尋ねました。
だいふくくらら(以下、「だ」)「badekって、たしか葬儀のことですよね?!」
スタッフ (以下、「ス」) 「まあ、パラオの慣習で葬儀の時にお金を集めるんだけども、そのことをBadekって言うんだよね。でも、これすでに終わっているから関係ないよ」
だ 「あ、あの・・・グレゴリーって亡くなってしまったの?」
ス 「?! 元気だけど」
だ 「だ、だってこれ、Badek for Gregoryって。。」
ス 「ぶわははははは!!! これ、グレゴリーのお姉さんのこと。年の離れたお姉さんが亡くなったの」
だ 「では グレゴリーは生きているのですか?」
ス 「グレゴリーは今でも生きているよ(”still alive"を直訳するとこんな感じ?)、あっちの部屋で幸せにしているよ、ぶわはははっはは!」
だ 「ああ、勘違い・・・・てっきりグレゴリーが死んだのだと思い、驚いて確認しに来たんだけど」
ス 「彼は生きている」
・・・・・・・
・・・・・・・
肩を震わせて笑うメディアスタッフたち。安心とともに穴があったら入りたい気持ちのだいふくくらら。
とりあえずよかった。今後こんなことにならないようパラオ語の辞書、買っておこう。
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