2011年4月19日火曜日

寄付(本日225日目)

 今日、パラオ赤十字に寄付をしに行ってきました。日本での東日本大震災に対する寄付です。
震災が起きたのは私がパラオに戻ってきてからちょうど一週間目の出来事でした。

 あれほどパラオに戻ってきたかったのに、活動を続けたかったのに、でもこの震災が起きた時は
「戻ってきてよかったのか」「今やるべきことはパラオのことでなく、日本のことなのではないか」と悩み、
もともとJICAは私の病気の性質上、すでに任期短縮帰国をすすめていた中、パラオへ戻ってきてしまったので、そんな自分をずいぶん責めていた時期もありました。
 「今、私のしていることは間違っているのではないか」と。

そんな中、一昨年度JICA教師海外研修で一緒にラオスに行った友人とチャットをした時にこんなことを言われました。
「『日本に戻って支援したい』という気持ちだけはありがたくいただいて・・・・でも、日本では今、献血したくてもできないくらいに日本にいても何も支援できないし、もし、日本に帰ることができるお金があるのなら、そのお金を義援金にまわしてほしい」

自分にとって、この言葉、とても大きなヒントになりました。
今の立ち位置で自分にできることを。
今日、パラオ―日本間の航空券代を寄付することができました。(もちろん今の自分にとっては高額なので分割して、今日、その総額が航空券代に達したのでした)

微々たる金額です。自己満足にしかすぎないのかもしれません。でも、ちょっとホッとしたような気持ちです。

これからも、自分にできることを。大きなヒントをくれた友人には心から感謝しています。ほんとうにありがとう。

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