2010年6月12日土曜日

さよなら駒ヶ根訓練所(本日65日目)


 昨日の夜遅く、6時間かかって実家に帰ってくることができました。21時には寝てしまったので、今日になっての更新です。

 

 昨日の修了式。写真は式典会場の様子ですが、それぞれの任国の旗が並んでいるところに協力隊らしさを感じて感動した私です。

 修了式では、無事に修了証書をいただくことができました。所長と握手をする際に「私、絶対に元気になっていきますから!!」と宣言しました。この訓練にどれだけの税金が投入されているのか。それを思うと、後には引けないな、と思うのです。「修了した」のではなく、税金で「訓練をさせて」いただき、「終了させていただいた」こと、これだけは絶対に忘れてはいけないと思います。


 修了式の後は壮行会。正直な話、派遣延期の身である自分にはちょっとつらい場でした。そのほか、この後バスの長旅になるので、ほとんど食事に手を出せない、という理由もあるのですが・・・

 会場を抜けて、語学でお世話になった先生と話をしていました。その中で、テクニカルクラスの担任だったS先生から、「できないことって何もないんだよ、だから心配しない、心配しない、大丈夫だよ・・・」と温かい言葉をいただきました。その言葉に号泣してしまい、あらためて素晴らしい方々に囲まれて訓練を受けられたんだと感じました。この日は、ホームクラスの先生にも思いっきり甘えました。でも最後に

'Don't be crazy.'と言われましたが・・・・・


 だいふくくららはみんなのことが大好きです。訓練所で出会ったのも何かの縁、これからもどこかでつながっていたいものです。


さて


このブログも訓練の最終日を迎え、ひとまずおしまいとなります。また、派遣の日が正式に決まったらブログを再開する予定です。その時のタイトルは


「空飛ぶ教員~だいふくくららの青年海外協力隊日記@パラオ共和国」


よろしくお願いいたします!


おわり

2010年6月9日水曜日

さよなら駒ケ根訓練所(の前日)(本日64日目)

 大好きだった語学の先生。陽気な仲間たち。美しい駒ケ根の自然。厳しくも、にぎやかな訓練生活。
振り向けばあっという間の65日間。課業が終わり、居室に戻ってひとり、そっと涙を拭く・・・・・
 
 はずだったんですが

 訓練終了から任国への出発までの間が最長で3カ月ほどあるというイレギュラーな状態にあるため、
所属校とのやりとりでばたばたしています。しかも、今日は連絡がうまくいかず、連絡が取れたと思ったら、「ええええええええええ?!」というような指示がおり、だいふくくらら、かなりおたおたしております。

 明日、修了式。でも、スタッフへの相談や、所属校とのやりとりでまたバタバタしそうです。今の私の目標は、「東京行のバスに乗り遅れないこと」です。

2010年6月8日火曜日

The Speech (The 63days Today)

In home class, I have to prepair about speech. It's final task in training.
My Topic is 'My task'.Because I could find my new task by hospitalization.
I'll do my best!

語学のホームクラスではスピーチの準備をしなければなりません。それが訓練中の最後の課題になります。私のテーマは「私の課題」。入院したことを通して自分にとっての新しい課題が見つかりました。
ベストを尽くします!

補足:午後の授業は英語で調理実習。チーズケーキを作りました。最初に担任の先生であるMikeが作り始めましたが、実に手慣れている!「ほーっ」と見とれていただいふくくららでした。

2010年6月7日月曜日

My favorite teacher その2  (本日62日目)


 訓練所に入所してからずっと紹介したいと思っていた先生がいました。その方が、今日ご紹介する先生です。

 名前は、Cholpon先生と言います。チョルポン先生。あだ名は「チョパ」。本当に美しい先生!

名前を聞いて、「あれ?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。チョパ先生、

実は

キルギスのご出身なんです。

 私も初めてお会いしたときに流暢な日本語を話していたので、日本人だと信じて疑わず、チョパ先生ご本人から「私キルギス人なんです」と言われても今一つ実感がわかなかったのを覚えています。

 ある日、「私、人生で初めてキルギス人の方とお会いしました!なので記念に写真撮ってもいいですか?」と不躾にもお願いしたところ、笑いながら快く受けてくれたのが嬉しかったです。

 チョパ先生、これからもぜひ連絡とらせてくださいね。2年後も、そしてその先もずっとおつきあいくだされば嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします!!

2010年6月6日日曜日

文化祭(本日61日目)


 訓練中、最後の休日。訓練所では文化祭がありました。運動会もそうですが、文化祭も私たち訓練生の自主企画です。この65日間という短い期間のなかで運動会も文化祭もやってしまうのは訓練生のエネルギーの賜物。とはいえ、だいふくくららはいつも消極的参加なんですが・・・

 ときどき演目を観に行ったり、居室に戻っては自分の課題をこなしたり、とどっちつかずの行動をとっていた中、笑えたのはこの「生活班対抗 女装コンテスト」でした。

 写真に写っているのは私(もちろん向かって左)と理学療法士でパプアニューギニア派遣予定の原口昌樹さん(「名前出し」了解済みです)。このとても気持ち悪い写真(失礼!)、下はしっかりスカートをはいています。

 さらに笑ったのは

この後、原口さんはジャズセッションにドラムとして出演したのですが、着替える時間がなかったらしく、そのままの姿でドラムをたたいていたのでした。しかも、途中で「豊かな胸(実は風船)」が苦しくなったらしく、人前で取り出していました。その「豊かな胸(風船)」は聴きに来ていた語学の先生のお子さん(赤ちゃん)の手にわたり、赤ちゃんのおもちゃと化してしました。

 音楽がcoolだっただけに~   わはははははっははは

 原口さん、またいろいろジャズの話、聞かせてくださいね!あと、パプアの話も!

2010年6月5日土曜日

語学最終試験のその後(本日60日目)


 今日は朝一で昨日の語学最終試験の結果報告が担任の先生からありました。一人ずつ呼ばれて面談形式での報告です。

 結果、合格!以下の会話は実際は英語なのですが、うまく書き起こせないので日本語の意訳で。

先生「エッセイはクラスの中で一番成績が良かったけど、だいふくくららの弱点はグラマー(英文法)だ

    ね。ほかの領域もまあ悪くはないかな」

    「まあ、派遣まで三か月あるので英語を『勉強』するのではなく、『使って』いけるといいよね」

だいふく「たとえば音楽を聴いてその歌詞の意味をつかむっていうのはどうですか?私インコグニート が大好きなのですが」

先生「いい方法だと思うよ。その他にたとえば英字新聞を読むとか映画を観るとか洋書を読むとか、ね」

なるほど!なんとなく三か月のインターバルも楽しくなってきた気がするだいふくくららでした。

夜は、語学クラスでの飲み会。どんな雰囲気だったかは・・・・・・・・・・・です。

ちなみに写真は私の試験終了後の私の心象風景です。撮影場所は訓練所内の中庭です。

2010年6月4日金曜日

語学最終試験(本日59日目)

 今日は、語学の最終試験。ほぼ一日をかけての試験でした。エッセイにライティング、リスニング、そしてスピーキング。
 スピーキングでは、英語でしゃべりながらも「ああ、この先生とももうじきお別れなんだなあ・・・」としみじみ思ったりして、少しさびしく思う試験の時間でした。
 でも
 これですべてが終わったわけではありません。後6日、訓練が残っています。語学発表会のスピーチ内容も考えなくてはなりません。気を抜かずに最後まで訓練に臨みたいと思います。
 今日も早く寝よ。

2010年6月3日木曜日

嬉しかったこと(本日58日目)

 嬉しかったこと。5月の上旬に思いもよらず入院となってしまい、そのまま「派遣保留」の状態にあった私。JICA健康管理センターの顧問医から第1報をいただきました。
「訓練はそのまま継続し、修了時まで訓練を続けること」
「派遣については継続して保留。3か月間は日本国内で経過観察をする必要がある」
とのことでした。
私が一番心配していた「派遣中止、訓練中止」は回避されました。涙が出るくらい嬉しかったです。まだ派遣可能、と言い切れない立場であっても、希望は捨てずにいられそうです。訓練が修了しても、通院(あるいは入院して手術かな?)と療養、そして任国派遣への準備を念入りに行いたいと思います。
 今回、入院したことはこれもまた自分にとって「訓練」の一つだったと今、思います。如何に想定外のことに対して冷静に向かい合えるか。如何に今後の見通しを持つか。如何に感情に支配されないか。
とても大きな訓練課題でした。
 もうひとつの嬉しかったこと。一般講座の最終試験に合格したこと。追試を受けなくて済んだことに今、ホッとしています。でも、明日はまた語学の最終試験なんですが・・・・・今日は早めに寝ます。

2010年6月2日水曜日

The One Day Trip (The 57th days today)


I visited to Kozenji temple with my home classmate and my teacher ,for one day trip.

It was a brilliant day, I could spent a happy and peaceful time under the sunshine.

Kozenji has many kind of charm.Everything is really cute! Especially 'Love' charm is so nice!

I tried to buy 'Love' charm,but this isn't my first priority now,I bought 'Health' charm.

By the way, this picture is at pond where is near Kosenji temple. It's just a joke, no meaning....


「ワンデイ・トリップ」としてホームクラスのみんなと担任の先生と一緒に光前寺に行きました。とてもすばらしい日和で、輝く太陽の下、幸せでピースフルなひと時を過ごしました。

光前寺はたくさんの種類のお守りが置いてあります。どれもがとてもかわいい!特に「縁結び」のおまもりがとってもいい!私は「縁結び」のお守りを買おうと思ったのですが、今の自分の第一優先事項ではないと思いなおし、「身体健康」のお守りを買いました。

 ところで、この写真は光前寺の近くにある池で撮ったもの。ただの冗談で、意味は特にありません・・・・(私の親友、Nさんの真似を前からずっとしたいと思っていたのでした・・・)

2010年6月1日火曜日

ご接見 (本日56日目)

 久しぶりに東京へと向かいました。目的は、「ご接見」。東宮御所まで赴き、皇太子殿下に訓練がそろそろ終了すること、そしてまもなく任国へと出発する旨のご挨拶をしました。
 もちろん御所内の撮影はNG。なので、今日は文章のみで。

 よくテレビで映る東宮御所の玄関。思ったよりこじんまりしている印象を受けました。私たちがご接見させていただいたのは「日月の間」というお部屋でした。まず、宮内庁の担当官の方から連絡があり、そして移動等の練習。そしてご接見は夕方4時から始まりました。

 皇太子さまがどの方に対してもまっすぐとその方の目を見て誠実にお話しされているのが実に印象的でした。とても気さくな方で、完璧に「聞き役」に徹しておられる、と感じました。一つ一つの所作がとても美しく、凛としたたたずまいを持っておられる方でした。

 私も、自分の活動内容を説明したのですが、関心を持って聞いていてくださっていたのが本当に嬉しかったです。
 世の中に「皇室ウォッチャー」「皇室ファン」がいると聞きますが、それもわかるような気がします。今日のご接見で、私も一気にファンになった一人です。というと、ちょっと言葉は軽いですが、今までよりもさらに皇室に対して親近感を持った私です。「開かれた皇室」というものを目の当たりにできたことは本当に嬉しいことです。
そして、ご接見が終わってからは、
 「皇太子さまに任国と活動内容の宣言をしたのだから、たとえ派遣延期になっても任国に行かせてほしい」
 と、心の中で強く願っただいふくくららだったのでした。

 宮内庁のみなさま、そして皇太子殿下、本日は大変お世話になり本当にありがとうございました。